CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

17歳

誰もいない海 ふたりの愛を確かめたくて〜♪
あなたの腕を すり抜けてみたの♪

森高千里、なつかしい!
って思ったあなたもけっこう古いですが、私の中ではこの歌「17歳」は南沙織なのでした。

てなわけで、本日めでたく部長が17歳になられました。

今年もあの方からケーキが届きまして、まずは御宝前に手向けてから(イヌのを?)。

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仏像のサイズ感が伝わるのではと


来年あるかどうかのイベントゆえ、マイソール中に誕生会。
いつぞやの誕生会でマテをぶっちぎってケーキに食らいついたシュー太郎氏も、どこにケーキがあるかわからない御年に......。

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はいかいはいかい


この7のローソクは、7歳の誕生日のとき用意したもの。まさか10年後に役に立つとは思いもよらないことでございました。

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17がかなり強調されている


ケーキの前にお連れしたところ、突如として往年の部長に戻られまして、いきなりメッセージプレートをガブっ!

さすが、わかってらっしゃる。そうですとも。それは主役がいただくものですとも。

すごい勢いで食べ始めたのですが、去年のあのガッガッという感じがない......。
もしや中のお肉がまだ完全に解凍されてないのでは......と思いケーキをカットしてみたら、まだシャリシャリしているのでした。

しかし、17歳の青春真っ盛りには固かろうが冷たかろうが関係ないのでございました。4分の1をぺろっと一気喰い。

S嬢が撮ってくれたナイスショット。今年の写真大賞を差し上げます。

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う、うめえ!


あんな冷たい肉を食べてお腹壊すんじゃないかとヒヤヒヤしながらお山までやってきましたが、部長すこぶる元気であります。ピーになるどころか、先ほどのウンチョスは立っておりました。ブラボーな17歳であります。さすがは師匠。

元気にこの日を迎えられたことも、CHAZEN生とともにお祝いできたことも、まことに有り難き幸せでございます。シュー部長あってのCHAZEN、CHAZEN生あっての部長です。全部がそろってCHAZENであることを実感した今日という日でございました。

仏さまをお連れいたしました

かくかくしかじかのご縁で、CHAZENに仏様をお迎えすることができました。

昨年より思い続けてきたけれど、実現には至らず。
今月頭に国立博物館に行ってからずっと気になっていた折、みなさまからいただいたCHAZEN応援の「お気持ち」で買うたらええやん!という閃きがありまして......。むふふ。

ネットでいろいろ見てはいたのですが、やっぱり実物を見ないとわからないということで、きょうお店に行ってみたのです。
偵察のつもりで。

でも、見たら「これください!」って言ってました。しかも、欲深いことにお二方。

小さな弥勒菩薩

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ノーマークだったのに一目惚れ

お目当てだった文殊菩薩

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童子姿が愛らしい


文殊菩薩は知恵をつかさどる仏様で、坐禅堂に祀られている。ただ、この文殊菩薩密教系のスタイルなのだそうで、坐禅堂に祀られている文殊菩薩とはだいぶ違うのだけど、ここはお寺ではないのでよいかと思う。

先日ちょうどホンモノを見てきたところなので、ご縁を感じたということもある。

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顔はだいぶ違う


それにしても多くの方がCHAZENを大切に思ってくださっていることに驚きました。ありがとうございます。

文殊菩薩さまもおいでくださったことだし、近く茶禅会再開のご案内もいたしますので、しばしお待ちください。

3カ月ぶりのヨーガ・スートラクラス

ハイブリッドでやる初めての座学クラスということで、教室のセッティングと事前準備に苦心惨憺した。
私の飛沫がみなさんに届かないような距離、受講者が向き合わないテーブルセット、そしてオンラインでも顔と声とホワイトボードが届くようにと考えたのがこの配置。

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登校しての受講は6名


お山ではサンスクリット語など見ていなかったのでいろいろがすっかり鈍っていそうだ。

それより、オンラインとリアル受講生のどっちを見ながら話せばいいんだ?

オンライン受講の人たちよ、ちゃんと映ってる? 聞こえてる? ボードの字は読める?

オンラインに躊躇するのってちゃんと伝わっているかが明瞭でないことと、相手の反応を感じにくいからだ。電話だってできれば避けたい私なのだから。でも、実際ハイブリッドでやってみると、思ったよりはスムーズだった(と思う)。

受講生側からは、こんな感じだったらしい。

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ソーシャルディスタンスのスペースを徘徊する部長


講義のあとは実修。
ふだんは座ったまま瞑想や呼吸をすることが多いのだけれど、きょうはスペースに余裕があるので横になってカラダに意識を向けるという集中の実践をしていただいた。リラックスが目的ではないけれど、結果的に気持ちよくなってティンシャ鳴らしても画面に戻って来ない人が......笑

ティータイムでは青梅餡の生菓子のさわやかな味を楽しみつつみなさんのお話を聞いて、笑いに包まれながら終了。
いつもと勝手は違うけれど、いつものスートラクラスの仲間といつものやりとりがなつかしく楽しく、CHAZENが戻ってきたことを実感したのでありました。

終了後は遠方から参加の某嬢と神楽坂テイクアウトグルメランチでもしようかと出かけたら、結局テイクアウトよりお店で食べた方がよさそうだという展開になり、7人でランチ。ふだんだったら座学クラスのあと(日曜の昼時)この人数でふらっと神楽坂のお店に入ることなんてできないのよ。しかも、肉・魚を使わないベジランチで。奇跡的にすべてがそろった。

外出自粛になったころは、みんなでランチする日が来るとは思えなかったねとしみじみ。
これからどうなるかわからないし、安心してはいられないけれど、少し先を見て予定を決められるようになっただけでもありがたい。

ということで、次回は7月19日の日曜日に決まりました。今度はマイソールクラスがあるのでいつものように11時〜です。
オンラインでもCHAZENでも受講可能です。お待ちしております。

www.chazenyoga.com

俗なるヨガのルーツ

アップリンクの社長がパワハラで訴えられたというニュースがあったので、アップリンクのサイトを見に行ったら、これまでに上映された60本の動画配信が¥2,980で3カ月見放題というのを見つけた。うっそー、見逃したアレもコレも見られるじゃないのー。

ということで、まずはチョー今さらながら『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』を観たのだった。
何年前だったか忘れたけど公開当時「観ましたか?」とよく聞かれたけど、いいえ。たぶんそれほど観たいと思わなかったのだろうね。そして、今さらな今観たのは私にとってはちょうどよいタイミングだったのだと思う。

以下、バッサリ斬らせていただきます。(もう時効ってことで)

そもそも、映画の作品として残念な出来である。
パッタビ・ジョイス(以下グルジ)、アイアンガー、クリシュナマチャリヤの娘や息子たちのインタビューなどは興味深く聴いたけれど、この監督がアーサナを延々練習する最後のほうは寝ちゃったよ。エンドロールで目が覚めたけど、「はあ? で?」というのが感想だ。

「聖なる呼吸」とか「ヨガのルーツ」とか大それたタイトルなのに、「聖なる」感じがぜんぜん伝わってこない。むしろ俗のほうが感じられたのは私のうがった見方ゆえか。それが監督の意図だったらすごいと思うけど、そうではないだろうな。

観る人によってはヨガってすばらしい! と思うのかもしれないけれど、私にとっては「だから近代のヨガはこうなってしまったのだな」という「俗なるヨガのルーツ」がありありと感じられたのだった。

クリシュナマチャリヤ師が弟子を叩いたというエピソードが、グルジとアイアンガー師の口から語られる。そのクリシュナマチャリヤを痛烈に批判するアイアンガーが、アーサナの指導中に生徒を叩いているシーンに世界中のヨーギーは何を感じたであろうか。

かつてクリシュナマチャリヤのもとで共に練習をした仲間とグルジが再会し、マイソールの宮殿の裏にあったというヨガシャーラーの跡を訪ねるシーンで、あのころはヨガをやる人なんていなかったのに今じゃ外国人がお金を払ってまで教わりたいと言ってやってくるようになったね、という旧友の言葉に相槌を打つグルジの手には金ピカの腕時計、首には金ピカのネックレスが光る。

要するに、われわれとしては、この偉大なグルたちのyamaはどうなっているのだろう? と思わざるを得ないのだ。

この映画が公開されたのがme tooムーブメントの後だったらお蔵入りだったかもしれない。特に欧米ではグルジのセクハラが明らかになるにつれて、アシュタンガから離れる人も多かったのではないか。私自身はその問題に対してはそこまで気にしていないので、掲げているグルジの写真を外すようなこともなく、分校にも写真を持って行ってある。

この映画を見ていて思ったのは、この監督が「ヨガのルーツ」と言っているそのヨガはせいぜい数十年の、パラムパラーで言えば2〜3代の歴史しかないということだ。そのヨガが私たちにもたらした功績は偉大ではあるけれど、洗練されるに至るまでの十分な歴史がないとでも言おうか。

グルジに辱められたり、傷つけられた人には特に、その他多くの女性に対してもデリカシーのない発言ではあるが、昭和のエロおやじを見てきた私としては「おじいちゃん、しょーもないことしちゃったなあ」という感覚で受け止めている。そのこと自体は決して容認できないものの、それだからアシュタンガヨガを指導したくなくなるようなことではなかった。

それよりもどんどん富と名声を集めてビジネス化していくアシュタンガヨガのほうが、私には受け入れがたいものに映る。

ただ、そういうヨガになるのは構わないけれど、私が目指すものではないというだけの話なので、勝手にアシュタンガヨガのシステムを使わせていただきながら、ちょっと違う路線を進んでいるのがCHAZENです。シャバでヨガごっこしているのだから、俗であることはある程度仕方のないことだけれど、愛すべき俗とそうでない俗というのがあるようにも思う。

今度のヨーガ・スートラクラスでお茶の時間に話そうかなと思っていたことだけれど、きっと話し出したらどんどん広がって収拾がつかなくなりそうなので、先に結論を述べてみました。久しぶりの必殺真剣斬り......。


しょーもないおじいちゃん@CHAZEN

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もうわるいこともできないけどね

夏のCHAZEN分校アシュラム

昨年突如として現れたCHAZENのリトリートハウス改め山の分校は、当初周囲を沈黙させるほど不可解な存在に思われていました。私の頭の中も行動も理解を超えていたのでしょうが、孤立無援とか四面楚歌という言葉が浮かぶような心境でした。そんな中で「森のイスキア」みたいと言ってくれた方がいて(たぶん単なるイメージだと思いますが)その言葉に慰められたことを記憶しています。

佐藤初女さんのようにはなれないけれども、山の分校にも「おむすびの祈り」のかけらというか、ごはん一粒くらいは込められているからです。「森のイスキア」のような場所であったらいいなという思いだけはありますが、いかんせん私の人間力が不足していることは否めません。願望的には本命なのですが、実質的にはいわば道楽部門でしかありません。

この先社会がどうなるのかわかりませんが、コロナによってCHAZENも変化を余儀なくされるでしょう。道楽部門である分校は真っ先にリストラの対象になることは間違いありません。せめて一度だけでもCHAZENアシュラムをやっておきたいのです。

CHAZENに来たことのない方がひとりで参加されるのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、ヨガをやっていない、またはヨガをやっているお友達と一緒に参加してくださったらとてもうれしいです。

参考までに分校の朝はこんな感じです。

chazen.hatenablog.com


そういえば、昨年のアーユルヴェーダなリトリートで作ったギーは、常温保存でもまだきれいなままでしたよ。

あまり減っていない


不純物をとばすと常温でもカビが生えないのです。これってアシュタンガで浄化されると病気にならないのと似ているような気がしました。不純物が残ってカビが生えないようにしっかり練習してくださいね。

かく言うワタクシもだいぶ不純物がたまっているらしく、きのうのブログで「シーシュポス」のことをずっと「シューシュポス」と書いていたことに今朝気づいてぶっとびました。頭の中では「シーシュポス」と思っているのに「シューシュポス」とタイプしていたのです。もしかしてわざと「シュー」って変えたと思われたかもしれませんが、ただの間違いです。

間違いくらい誰にでもあるものですが、間違いに気づかないところが不純物であり、カビであり、つまりは老化なのだと思います。アーサナ練習強化しなくては......。

シーシュポスの神話のような......

訂正追記:昨日「シーシュポス」のことをすへて「シューシュポス」と書いていたので訂正しました。そんなにシューと言いたかったのでしょうか......。

雨に祟られてさんざんな3日間でした。
この時期の2週間でどれだけ雑草がはびこるのかは、田んぼの経験でよくわかってはいましたが、先月まできれいに保っていただけにその繁殖っぷりを見たときは倒れそうになりました。

着いた日は大雨すぎて手出しできず、翌朝は早朝から作業。雨上がりの早朝は虫の集中砲火を浴びに行くようなものです。完全防備で出陣したつもりが、帽子に被せて使うタイプのネットのゴムが劣化してゆるんで隙間ができていたらしく、額を二箇所もブヨに刺されてしまいました。昨年のようにまぶたでないのは不幸中の幸いでしたが......。

しかし1日で片付けるにはあまりに広範囲です。しまいに手は腱鞘炎でものがつかめなくなるわ、ずっとしゃがんでいたので脚がこむらがえりになるわ、寝不足もあって疲労困憊。いつもと違ってつらい作業に感じられました。しかも、こうして苦労して草取りをしたところで、次に来たときにはこの努力がまったく報われなかったように雑草が広がっているのです。

雑草を抜きながら、カミュの「シーシュポスの神話」を思い出していました。
ギリシャ神話に出てくるシーシュポスのお話で、神を欺いたシーシュポスが罰として巨大な岩を山頂に運ぶことを課せられたのですが、あと少しで山頂というところでこの岩が転がり落ちてしまい、それを永遠に繰り返すのです。

2週おきに短い滞在をするのでは、毎度前回の草取りの努力が水泡に帰し、まさにシーシュポスが神から課せられた罰のように感じられるのでした。

しかし、きっと人生とはそういうものなのです。
寝て起きて、食べて出して、会って別れて、作っては壊す。もっと言えば、生まれては死ぬ。すべてはうつろうのですから、結果が報われることなどないのです。

そんなー!
と思ったみなさん、だからといって人生が虚しいものだなどとは言っていませんのでご安心ください。CHAZENの座学に出ている人はもうおわかりだと思いますが、報いとはその努力(行為)そのものにあるのです。今回のちゃみさんの例で言えば、草取りそのものを楽しむことができればそれが報いなのです。もしも、暑くも寒くもなく、虫に刺されたりしなければ、鼻歌うたいながら機嫌よく草取りを楽しんでいたでしょう。

しかし、雨に阻まれ、虫に噛まれ、まるで罰ゲームのようだと思ったところに「苦」が生まれます。この二元的な条件に制約されている限り、ちゃみこさんのシャンティも条件づけられたものでしかないということです。おのれの凡夫っぷりに改めて感心しました。

さらに言うなら、鼻歌うたってゴキゲンな私があるから、悪条件にフキゲンな私があるのです。降っても晴れても、暑かろうが寒かろうが、虫が刺そうが刺すまいが、いつも同じテンションでいることができれば、それこそが寂静の境地なのです。


3日目の朝は、疲れもとれて手も動くようになっていたので、上下カッパを着込んでやり残しの作業を始めたのですが、どんどん雨が激しくなってきます。体調を崩してはコロナの奴隷になりそうなので、小一時間働いたあと尻尾を巻いて退散してきたのでした。

それでもひとつ片付いたことがあります。
大雨時の雨水迂回策のために置いてある暗杉くんの位置を移動してもらうようにお願いしてあったのですが、雨の降っていないタイミングで来ていただくことができました。

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男性4人がかり


先日、東側にある小ぶりの木を何本か伐採してもらったら、だいぶすっきりしました。伐採した栗の木は薪の長さに切ってもらい、ゲストの薪割り体験用にとってありますよ。どうぞお楽しみに。

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家の前に山積みになっているのがソレ


夏の分校マイソールの詳細は間もなくお知らせできるかと思います。

それから、21日のヨーガ・スートラクラスですが、CHAZENで受講される方は19日までにお申し込みください。オンラインで受講される方は当日朝のご連絡でも大丈夫です。

生きがい

山ノ分校ニ居リマス。

梅雨入りしてお山は大雨でした。2週間留守にしている間に雑草がたくさん出ていて、すぐにでも外で働きたいところですが、がまんがまん。

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大雪とか大雨の日に到着することが多い


さて、本校へ戻ってから数日は「ここはどこ?」状態だった部長。すっかりボケたかと思いきや、とんでもない。まったくもってお達者です。帰ってからは朝や日中に寝ている時間がだいぶ少なくなりましたし、以前のように練習生と触れ合う時間を思い出して、それを楽しみにしておられます。目が見えなくなってからは、マイソール中玄関かキッチンに閉じ込めておくのですが、待機時間が長くなると「わん!」とそれはそれは元気なお声を上げて存在を主張されます。

部長は腰から後ろ脚に問題が多く、ある時期から猫背で常に尻尾を丸め込んでいるような姿勢になってしまったのですが、練習生がいる間だけはしゃきっと背が伸びて、尻尾が上がるのです。

今朝の部長です。どうです? この若々しさ。しっぽふりふりです。

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シャキーン


よく動物に癒されるって言いますが、シューにとってはニンゲンに癒されるのでしょうね。というか、ガールズバーに通うおじさんみたいなもので、女の子に囲まれているときだけ若返る。このときこそが部長の生きがいなのです。

ちなみにふだんの部長はこんなです。

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わし、もうヨボヨボやし......


オンナに癒される部長とは違い、私はお山の静寂さと鳥の声に癒されております。

今年は7月中程から約1カ月の間、山の分校をオープンする予定です。期日のきまったリトリートではなく、いつでも来て何日でも滞在できるようなアシュラムスタイルにしたいと考えております。

もともと、今年は少なくともオリンピックの期間は分校をオープンして、8月には星覚さんに来ていただいて摂心という段取りがほぼ決まっていたのですが、オリンピックもなく、星覚さんも次はいつ帰国できるかすら不明となってしまいました。しかも2カ月クローズしたばかりです。

いつも通りのCHAZENマイソールが戻ることを望んでいる練習生も少なからずいることを考えると悩みましたが、セルフプラクティスの基盤がすでにできたこと、以前のように通うことを躊躇している練習生もまた少なくないこと、何より暑さに弱い私自身が夏はコロナに勝てる自信がないことなど考慮して、最終的に夏の分校オープンを決めました。

基本は朝の坐禅&マイソールだけで、あとはのびのびとのんびりとした時間を過ごしていただこうと考えています。オリンピックはなくなっても祝日の移動でお休みが多い期間でもあります。夏休みなども利用してぜひ分校にいらしてください。部長がたいへん喜びますので......。

詳細はまだこれからなのですが、間もなくブログやウェブページでご案内します。