本日の陰ヨガ+漢方喫茶は便秘改善がテーマというのに、便秘がちな参加者はたったの1名。いつも漢方喫茶はすぐに満員になるのに、今回はためらいが感じられたのはそういうことなのだった。
そりゃそうだ。
朝練してたら便秘とは縁遠くなるわな。そもそも、マイソール生は健康度が高いのだ。テーマの立て方が間違ったか......。いや、いつも快便の人が何かの要因で便秘になることはおおいに想定されうる。
それで思い出したのが、私も永平寺滞在中はお便りがなくなること。
なぜかというと、朝は3時とか4時に振鈴が鳴ったらそこから20分の間に単に上がって坐禅していないといけない。その後も休む暇なく団体行動で、トイレ休憩はあってもまずは烏枢沙摩明王に礼拝して、お手洗いの前で袴を脱いでバーに掛けて......といった一連の儀式があるので、ゆっくり座っている余裕はない。小走りになろうものなら、ソッコーたしなめられる。
物理的な時間のなさに加えて、起きてから寝るまで常に緊張状態だから、なおさら出るものも出なくなる。緊張状態、すなわち戦闘態勢にあるときは「それどころじゃないぞ」と脳が指令を出すわけよ。
永平寺や軍隊ほどでないにしても、現代人の便秘は忙しさと緊張状態が原因になっていると思う。そして肉体労働が少ないので、腹の力が弱くなっているのではないかとも思う。
そんなこともあり、陰ヨガではまず少し腹をマッサージしたり腹筋を意識してもらうポーズを取り入れてみた。そのあとで、オーソドックスな陰ヨガポーズで経絡を刺激して五臓六腑をととのえる。
陰ヨガが終わって、本日の漢方喫茶メニューは、いちじくのフォンダンウォーター(ホットで)。ドライフルーツを煮出したドリンクのことで、自然の甘さでおいしいと大好評。いちじくの食物繊維効きまっせ。
そして、O丈の作品、栗の渋皮煮2021も。
ところで、今日はチャミソール時代の某嬢がシューに会いたいとすごく久しぶりに参加してくれたのだけど、
CHAZENの雰囲気がとても和やかで、それに癒されました
なんて嬉しいこと言って帰っていった。
またきておくれやす。
新しい人も、古い人も、はじめてでも、すごく久しぶりでも、どなたさまも歓迎です。気軽に来ておくれやす。
ごちそう与えて眠らせようとしたのに、寝てもすぐ起きてそわそわしていた理事長。みんなが帰ったとたん力尽きた模様。
悪性腫瘍が明るみに出た理事長の病状については「ちゃみっ気」のほうで報告していきます。