インド思想
ダイジェスト版バガヴァッド・ギータークラスの第3回は、バクティヨーガがテーマ。私はヨガに出会って真の意味で謙虚になることを学んだ。 なんでも自分の力でなにかを成し遂げようとしていたかつての自分に足りないものは、大いなるものにひれ伏してすべて…
再開後2回目のヨーガ・スートラクラスは、八支則のパートが終わって難しいインド哲学のパートに入りました。学問的な読み方をしたらおそらく9割の人は眠るか、頭の中が混乱するだけで終わってしまうであろうとみて、そこには深く踏み込まないことにしました…
ごきげんよう。 ガテンな仕事は雨が休業日。52日目の山籠もり日記です。植物たちは雨でうなだれていますが、同時にエネルギーを蓄えてまたひとつ成長していきます。オオデマリの花が白くなってきた 今日の雨は明日のパワー。目に見える事象に惑わされずに、…
ごきげんよう。もはや都会で暮らせる気がしない。50日目の山籠もり日記です。雨上がりの朝。色の組み合わせにハッとさせられる 靄がかかった森の美しさよ。東(裏)側の小山 ようやく晴れ間が出てきたころ、オンラインでの「みんなのバガヴァッド・ギーター…
スートラクラスの開講にあたっては感染への配慮から、口角泡を飛ばしながらの熱弁を避けて、チャンティングも最小限にして、瞑想を長めにしてみたのだが、みなさんほとんど気にしている気配がない......(気にするなら来ないか)。内容的にもインド哲学につ…
本日こそ、新しいギータークラスの第1回目。 第3章にはヨーガ・スートラにつながる形而上学的な哲学理論がちらっと出てくるので、毎年最初の洗礼としてちょっと難解な用語を使って説明しているのだが、受講生の目が半開きになったり、うつむいたり、次から来…
淋しい。淋しい。 夢に出てきたおさかなが涙を流します。淋しいってどういうこと? 女の子は聞きますが、おさかなはただ泣くばかりです。女の子は答えを見つけるために旅に出ます。 やっと海にたどり着いたけれど、 ずっと女の子を待っていたらしいおさかな…
本日は昨年からの第6期ギータークラスの最終回であったが、そこに23日からスタートするダイジェスト版ギータークラスのイントロをくっつけるというすごい荒技を考え出したちゃみこさん。それはないよねと自分でも最初は思ったけれど、そうでもないか? 意外…
見た目問題に関する写真展を見に行った。差別と偏見について考えた。 偏見とはなんであろうかと考えた。浮かんできたのは、脳性まひだった父の弟のこと。 生まれつき体が不自由で、後半生は寝たきりとなり、祖父母と前後して他界した叔父は、おじさんという…
昨日「インド思想とヨガ、そして仏教」の座学クラスを終えたら、夕暮れには疲れて眠くなり今朝はアラーム鳴っても起き上がれないほどだった。どうやら「気」を使い果たしたとみえる。つい2週間ほど前に思いついてから、今私が最も伝えたいことをどういう形で…
CHAZENのヨガ哲学や禅のクラスは単なるヨガ人の教養や知識として行っているのではなく、プラクティスを通して私たちが向かうべき方向を間違えないよう、古代から伝わる教えをコトバを介して伝えようとする試みである。もちろん、その理には知りたいという好…
今年の「バガヴァッド・ギーター」クラスはお申し込みも入ってはいるのですが、開講するにはまだ十分な人数に達していません。それで開講を3月以降に延期して、再度募集することにいたしました。初回に予定していた19日は、ギータークラスの代わりに、どなた…
日本の学者先生が書かれたインド思想方面の本を読んでいると、必ずや仏教との関連に言及されるのが興味深い。ウパニシャッドに関する本に、「自己(アートマン)が不生不滅、常住不変であるというウパニシャッドの記述に関して、それがお釈迦様の説いた非我…
2年と8カ月でようやく『ヨーガ・スートラ』1章〜2章までを読み終えました。 特に昨年からの第2章は、サーンキャ哲学からアシュターンガヨーガ(八支則)までが、短い経文の中で濃く説かれていて読み応えのある内容でありました。私のハイライトは昨年、サー…
6期目のギータークラスはこれまでで最も受講者が少なかったです。 毎年、最初は大人数でだんだん減っていく傾向が強かったのですが、最初から少なかったのは初めてでした。単にCHAZENだけのことなのか、ヨガの思想に興味を持つ人が減っているのか、どうなの…
このところ、少しばかり心身を消耗していた。 新しいことを始めるときは流れが変わる。淀んでいたときならばよい刺激になるのだけれど、順調に流れているときはそこから不調和などの好ましくない変化も生ずるものだ。覚悟して決めたことなのに自分を疑ってい…
すっかり書きそびれていたが、先月「本のフェス」のイベントのひとつとして漱石山房記念館で開催された講演を聴きに行った。茂木健一郎さんが漱石について語るという講演だ。リアル茂木さんを見たのはたぶん初めて。何も期待を裏切らないそのまんまの人で、…
飛び飛びで開講となった「入門ヨーガ・スートラ」のクラスが昨日で終了しました。最後まで参加された方は、やはりこのクラスでの学びが実生活に結びついて、ものの見方、考え方の変化に手応えを感じているのだなと感じました。中でもシャウチャ(清浄)、サ…
昨日でヨーガ・スートラの第二章前半が終了。 いつものシェアタイムに今年の学びをそれぞれ発表してもらいました。中にはビミョーに「ん? それなんか違うぞ」と思う理解もありましたけれど、全体的に私の意図した「アシュタンガヨガを続けていくための指標…
第6期「バガヴァッド・ギーターを読む」の初回クラスは、史上最小規模でスタートした。だいたい初回は大入りだけど、残る人はわずかというパターンなので、今期は堅実に進むのかもしれないな。今日はかつて公民館でやっていた”チャミソール”時代の方が参加し…
スートラクラスの船は、第二章の難所真っ只中を進んでおりますが、もはやクルーたちにとっては難所とはいえない模様です。今や、どんな浅瀬や急流も、すいすい手慣れた舵さばきで乗り越えられる。それで、ほとんどはギータークラスからの持ち上がりですから…
ヨガというのはただのいのちとなって「今ここ」に存在するプラクティス。 ですが、ま、私自身がなっとらんことを痛感した出来事がありました。今日のギータークラスで輪読の際、「落着き」を「らくがき」と読んだ人がいて、一瞬納得したあとに「ん?」......…
冬は早朝(つとめて)。 というだけに、今時分は朝6時半前後に空がとても美しく染まる。その刹那に練習している人に贈られるあたたかいエール。きょうも早起きしてよかったね。昨日、その時間が過ぎたあと、空に橋をかけるような雲が赤く染まっていた。虹み…
年内最後のヨーガ・スートラクラス。 本日学んだスートラが、「なんじゃそりゃ???」的な、解説なしに理解できたらもう参加しなくていいレベルの難しさであり、目が半開きになってきた人も......。が、難所を過ぎて、要諦部分にさしかかるや、人々は眠気よ…
練習が終わったあとの帰り際、練習生たちが入り口で部長におやつをあげている。それぞれ思い思いにコマンドを出したり、「どっちの手に入ってるか?」などなさっている。Y嬢がマテをさせている。「ヨシッ!」という声が聞こえる。最後横になって休んでいると…
難しいとは言わせないと大見得を切った昨日のヨーガ・スートラクラスでしたが、結果は概ね良好で、どうやらサーンキャの二元論が各人の中にすーっとなじんでいった感触がありました。いやね、わからなくてもいいんです。 こんなの知らなくたって、全然問題じ…
素敵な休日を過ごしたあとは、いつものCHAZENの朝。やっぱりCHAZENの朝練は落ち着くなあ......。 休暇でエキサイトして仕事でリラックスという、あっちもいいけどこっちも好きよ的な、なんともありがたい我が身の上でございます。みなさんそれぞれが、それぞ…
入門じゃない方のヨーガ・スートラクラスでは、前半が講義で、後半はお茶を飲みながらの「気づきのシェアタイム」にしています。最初のうちはあまり活発な発言がなかったのですが、徐々に興味深い発言が出てくるようになりました。先日a嬢がシェアしてくれた…
本日の入門ヨーガ・スートラのテーマは、アパリグラハ(不貪)について。 必要以上に所有しない。貯め込まない。貪らない。ということです。これまで取り上げたヤマ(禁戒)のアヒムサー(傷つけない)、サティヤ(嘘をつかない)、アステーヤ(盗まない)な…
マイ田んぼのSOSA PROJECTでは、毎月第一土曜日に地域の草刈りや木の伐採など環境整備をお手伝いする里山活動を行っているのですが、遅ればせながらCHAZENもきのう初めてその活動に参加してきました。ボランティア活動は人気ないと思いきや、カルマヨーガの…