CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

不動のスートラクラス

第二章に入ってから4回目のスートラクラス。サンスクリットのチャンティング練習および内容の解説をしてから、お茶の時間、そして「気づきのシェアタイム」という流れもすっかり定着してきました。前回までのおさらいをしながら少しずつ進んでいるので、ひとつの経文(スートラ)をゆっくり味わうことができます。

最初に5分間、静かに坐る時間をつくっているのですが、瞑想タイムに入って誰も遊んでくれないことを察した部長が、私のパドマの上に乗っかってきました。

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すごく暑苦しいんですけど......

参加者はもう何年も座学に参加して「ちゃみこ節」に慣れ親しんでいる人がほとんど。何を言っても通りがよくてすぐ理解してくれます。長年連れ添うと、言わなくてもお見通しっていうあの感じです。たまには「それは違う!」と意見をぶつけてもらいたいのですが、そういう尖った雰囲気でないのがCHAZENなのかもしれません。座がいつも和やかなのです。

「気づきのシェアタイム」と名付けた、参加者が所感を述べる時間は、お茶を飲んでリラックスしながらそれぞれの話を聞くことで理解がよりいっそう深まり、習ったことを印象付けるのに役立っている気がします。気楽で楽しい時間でもあります。きょうも話が思わぬ方向に展開していって、なかなか興味深い体験談が聞けたり......。

インド思想を学ぶ醍醐味は、どひゃーっと驚いて、いろいろがひっくり返り、実践(プラクティス)や日常生活の中でさまざまな気づきが得られることでしょう。このおもしろさを知るとやめられなくなりますね。これもきょう話した快感原則だと思いますが、学びのきっかけとしては重要なことなので、まずは多くの人にそのおもしろさを知ってもらえたらうれしいです。

そんなわけで、現在インド思想の座学クラスが3つあります。どうぞお好きなクラスに参加してみてくださいね。興味があれば、どのクラスからでも参加可能です。

www.chazenyoga.com