CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

CHAZEN米はオアズケ

前回でCHAZEN米は出来上がり、昨日の収穫祭で玄米を受け取る予定だったのですが、その後の雨続きで他の人たちの脱穀や天日干しができず、収穫祭は来月に延期となりました。それで昨日は急遽スケジュールが田んぼの修復作業に変更されたのでした。

朝東京を出るときはいいお天気でしたが、田んぼに着いて間もなく雨が降ってきて、しばらく待機。やがて雨上がり作業開始。

具体的にどんなことをやるのかは知らないけれど、さほど重労働とも思ってなかったんですよ。区画割などに使った竹やロープを片付けるまではよかったのですが......。

次に指示された「畔の修復」。
草刈機の次は、鍬を持ってエンヤコラですわ......。

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また地元のオッサン呼ばわりされるハメに

いえ、オッサンだけでなく、CHAZENのお嬢さん方(昭和な)もスコップと鍬で泥掘りですわ。

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お嬢さん方、よくがんばったわー

泥を掘って一輪車で運び、畔を形成し直すという作業が延々続く......。

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修復された畔

果てしない重労働。炎天下の草取りもキツかったけど、これは炎天下にやったら倒れそう......。

犬のお守りをするのが、唯一の休憩だったりする。

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CHAZEN外の人々まで巻き込んで部長の接待


田んぼ一年生のみなさんとの共同作業は新鮮で楽しいものでした。


ようやくお昼。
いつもいただくJ嬢のお母様K嬢の手料理が、この日はもはや宴会レベルで感激。

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4人前のひじきごはんプラスお惣菜の数々


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このままビールでも飲んで宴会をしていたかったのですが、容赦なく午後の部が始まり、再び畔を作る作業に......。

いやいや、ほんとうにみんなよく働きました。お疲れ様でした。

帰り際、柿をとりに、田んぼから数キロ離れた多古町へ移動。

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たくさん収穫できました


みんなでワイワイとっていたら、向かいの家のおじさんが強力な武器「高枝切り鋏」を貸してくれました。
こういうのが田舎のいいところですよねー。すっと手を差し伸べてくれる。都会の人は、知らない人には声もかけないし、困ったことはお金で解決......というふうになるのに、不思議です。

私自身も、今まではCHAZEN生とCHAZENの田んぼばかり見ていましたが、こうして他のマイ田んぼメンバーの方たちと一緒に作業をしてみると、また別の収穫があったことに気づきます。

何かを継続するために必要なのは自らの意志と努力ですが、同じこころざしを持った仲間の存在があると、よりパワーが強くなるのは、アシュタンガの朝練や座学と同じですね。

これまでに注ぎ込んだ田んぼを借りる費用や交通費、そして労働力を考えると、まったく割りに合わない収穫量ですが、それ以上に得るものがあったことは確かです。

......あ、まだ振り返る時ではありませんでした。お米を手にしていないので。
味わうのはちょっとまだオアズケですが、とりあえず田んぼ借りてよかったと今は満足感でいっぱいです。