CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

休み明けのCHAZENあれこれ

素敵な休日を過ごしたあとは、いつものCHAZENの朝。やっぱりCHAZENの朝練は落ち着くなあ......。
休暇でエキサイトして仕事でリラックスという、あっちもいいけどこっちも好きよ的な、なんともありがたい我が身の上でございます。

みなさんそれぞれが、それぞれのやり方で、このプラクティスを楽しんでほしいと心から思った朝でした。


日曜日の茶禅会は、今月から新しくなった形で「拭き作務」からスタート。坐る前に股関節まわりをストレッチして、11時には鉦を鳴らして坐禅が始まり、40分しっかり坐ることができました。今までは初めての方でも参加しやすいよう坐禅は短めにしていたのですが、短くても長くても結局は来る人しか来ないので、小細工はなしでただ坐ります。

この日は男性比率が50%(含部長)かつ年齢もぐっとワカメ(除部長)という、なかなか新鮮な会になりました。若い人が仏教に関心を持っていると、なにか希望のようなものを私は感じます。出家するとかそういうことでなくとも、仏教的なものの見方や考え方ができれば間違いないという気がします。

お茶のお供は長野土産のシナノスィートと某嬢手作りのクッキーでした。実は彼女、アパリグラハ(貪らないこと)について学んだ先日の入門ヨーガ・スートラのクラスで、ついお菓子などを貪ってしまうということでしたので、「そういう時は誰かのために手作りするといいよ」と助言をしたのです。ホントに実行したのはすばらしい。実際、手を動かしていたら貪ることはなかったそうですから、つい......という方はおためしあれ。


そして、今度の日曜日は入門でないほうのヨーガ・スートラクラスです。第1章に比べたら理解しやすい第2章ですが、これから春になるまではしばらく形而上学的な内容になって、若干難解な話をすることになるかと思います。すでに少し苦手意識をもっている人もいるようです。

座学でもヨガスタジオ時代のアーサナクラスでも、周到な準備はせず、主にアドリブで進行するテキトー人間の私ですが、ここはひとつ、わかりやすい内容にすべく工夫をしようと準備中です。毎回そうしろよって話ですが、その場の空気みたいなもので方向性を決めるのが私流なのです。しかし、情報量が多すぎるとムダに受講生の頭の中をかき乱すだけなので、なるべく余分なことを話さないようにしようと考えています。

なにしろ、つい思いついたことを口にしてしまいがちなので、あのセンセイはこう言っていたけど、このセンセイはこんなこと言ってる、みたいな情報を話してしまうのですよね。これは単純なことであれば、理解を促すかもしれないけれど、難しいことについては撹乱の素でしかない。

余計なことを言わないためには、仕込みをしっかりして脇にそれないようにすること。お山の余韻に浸る暇なく今週は日曜日のクラスにフォーカスします。難しいとは言わせないぜ! お手並み拝見にどうぞいらしてくださいませ。(言い切っていいのか?)

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オーナメントみたいなリンゴ