きょうのお風呂はレモングラス湯。生のハーブティに使うレモングラスをたくさんいただいたの。浴槽に入れて、大好きな香りに包まれてあったまる幸せ。このところ、いただきものでたいへん贅沢な暮らししている。
いつも美味しいものをたくさんいただくA嬢にCHAZENのお米をほんの一握りほど差し上げたら、その十倍くらいになってA嬢の田んぼでとれたお米が返ってきた。その上さらにA嬢の義理のお父様が作ったという自然薯まで送られてきて、そのお米にとろろをかけていただく贅沢。
うっとりとレモングラスのお風呂に浸かりながら、私ったらお布施で生き延びさせていただいてるわ、なんて思っていて気づいたのだ。これらのいただきものはどれもお金で買ったものではなく、まごころ込めて育てたもの。ああ、これが人生フルーツのツバタ家的な贈り物ということね。
そういえば、自然薯をおすそ分けしたのは、いつも田んぼで食べるおいしいごはんを作ってくださるマダムのお母様だった。おお、手作りの贈り物がまわっている。
もしかして、これは小さなギフトエコノミーでは?
意外と身近なところから、ちゃんと贈与経済が動き始めているのかもしれない。この小さなムーブメントが私にとって歴史的な第一歩になるような気がしてきた。田んぼをやらなければ何もなかったことが、動き始めている気配を感じる。
来年が楽しみだ。