数年前に太陽礼拝を教えたけれど、以後アシュタンガに興味を示さなかった人が、突然やる気を起こして毎日太陽礼拝をやるようになった。続けていたらカラダの調子がすこぶるよいそうで、
10代のころのエネルギーを感じる
とのこと。ティーンエイジのころのエネルギーってすごい。ヨガってエネルギー的に、あるいは精神的には軽く20才くらい若返ることが可能なのだと改めて思い知らされた。物理的な白髪や老眼は止められないようですが......(当社実績)。
そして今朝、先日の茶禅会に初参加された方より報告があった。
あのあとから、気持ちがとてもラクになりました
ラクになったって、何よりうれしい言葉。
何がしたくて私はCHAZENをやっているのかなと考えたら、自分の拙い経験をおせっかいにも人に伝えることで、ご縁のあった方たちが毎日をすがすがしく機嫌よくすごせるようになること。それ以上望むことは今のところないかも。
ここ数カ月ヨーガ・スートラクラスで説明したような(しちめんどくさい)サーンキヤ・ヨーガの哲学など、なんの意味があるのかと思われるかもしれないけど、これさえも、言ってみれば、毎日をすがすがしく機嫌よくすごすための理論だと思うのです。悟りとか解脱とかの前に、この日常をどうするか。ポーズや座学を通して、この日常をどうするか、なんですね。
4月からは基本のキである八支則=アシュタンガに入ります。これでしばらくは面倒な理論を説明することもなく、いにしえの哲人の記したヨーガについて興味深くも、すいすい読み進めていきます。3年目にしていちばん読みやすいパートを学びますので、この機会にぜひ仲間入りしてください。
ところで、今朝こんなことして遊んでたら、思い出したのです。
上人さま......。
ラダックに行ったときの写真で確認したら、あった。