CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

かかわり合いの中にあるもの

梅雨本番で来週いっぱい天気予報に晴れマークがない。お山の外仕事がんばっといてよかった。これからは庭も整えつつ、家の中を充実させていくつもり。スペースに余裕があっても極力モノは増やさず、なおかつ、リトリートに十分な快適さは確保したい。かなり限られた予算(!)の中でどう心地よさを提供できるか。悩ましいところだ。

しばらく東京ステイだったので、いろんなお道具類を選んでいた。大きいもの(ハシゴとか)は現地に配送してもらうよう手配。が、いちばん大きいキッチンカウンターを神楽坂行きにしてしまった。あまりの重さに置き場に困りキャスターが使えるよう仕方なく組み立てたのだけど、ネジが百何十個もあって、電動じゃない普通のドライバーしかないのでたいへんだった。時間がない! お金がない! ってアセっているとロクなことはない。

食器類やキッチン用品はよく吟味していいものを使いたいけれど、いっぺんには無理。妥協しつつも、できるだけミニマルに、できるだけ汎用性の高いものをそろえたい。電気製品はごく限られたものだけ。暖房も薪ストーブオンリーにしたい。薪の費用を考えるとまたクラクラするけれど、お金は使うべきところに使うべきなのだ。

お山の家の1Fはフローリング(一部畳)で掃き出せるので、掃除機じゃなくて箒とぞうきんで掃除することにした。東京のCHAZENでもそうしたいけど現実的でなく断念していたのだ。

で、今日CHAZENのそばのjokogumoさんに買いに行った。シュロの箒が何種類かあって、違いなど説明してもらう。箒生活デビューだからどれがいいのかよくわからない。柄の長い、作るのに手間のかかっている箒はなんと19,000円。数千円のリーズナブルなシュロの箒もあったけれど、結局デザイン優先で安い箒を購入。ただ品物を並べているのではなく、いいと思うものだけを選んで売っているお店だから、どれもこれもがオススメなのがいい。私の買った1,800円の箒も、19,000円の箒と同じような扱いだ。

それにしてもお店の人とコミュニケーションしながら買い物するっていいね。
品物をレジに持って行ってお会計するだけの買い物よりずっといい。インターネットのように一方的でないのがいい。商品の詳細も確認して買えるだけでなく心が伝わる。他に同じ品物があったとしても、この店で買ってよかったと思えるような満足感がある。


寝食を共にするリトリートのよさもそれに似ているかもしれない。実は参加者どうしで共有する「時間と空間の織りなすナニカ」がいちばんのコンテンツだったりするのだと思う。何気ない言葉や態度が大きな気づきにつながったりとかね。プログラムだけではなく、自然とのかかわり、人とのかかわり、すべてのご縁がリトリートの醍醐味ともいえる。


そんなかかわり合い、みなさまとの出会いをお待ちしています。
特にシュー部長目当てのみなさまはお早めにいらしてくださいね。

www.chazenyoga.com


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しばらく雨で見られないであろう浅間山