こないだの土曜日、コメコメ倶楽部員の4名は田んぼで里山活動とオダづくりの講座に参加。ガンガンの猛暑の中、ほんとうにお疲れ様でございました。私もお山で作業に励んでおりましたよ。午前中はね。
午後はフェスへ。
え? なんですって?
うだるような暑さの中、部員を田んぼ作業に行かせて、自分はフェスですと?
は、......はい。
別荘地の管理組合によるイベントの案内は見ていたけれど、行くつもりはなかったんですよ。それどころじゃないですもん。それが、前日の夜に電話でお誘いいただいたら「行きます!」って......。
いくら避暑地でも日中は30度近くあり、今までのようにずっと外で作業することもできない。それならせっかくの機会だからと......(言い訳です)。
どんなフェスなのかもよくわからずのこのこ出かけて行くとボサノヴァが聞こえてきた。けっこう大きい音だなと思って会場まで行くと、ナマ演奏だ。おお、そういうイベントだったのか。
人を眺めたり、音楽を聴いたりしながら、腹ごしらえと喉ごしらえ。
池ではニジマスのつかみ取りが行われ、後ほどバーベキューでいただいたり。
森の家のお向かいに住んでいる奥様がシューに気づいて誘ってくださったので合流。そのころステージではオーナーさんやスタッフの余興的な演奏が始まり「木綿のハンカチーフ」が流れた。そこで昭和ネタをどう扱うか確認するため、不躾にもご一緒した二人の女性に年齢を聞いてみたら、私よりいくつも上だったのでびっくり。ぜんぜん老けてないのよ。
都会のようなストレスもなく、土のあるところでカラダを動かして暮らしていると、こんなにナチュラルで若々しくいられるのかなあと感心してしまった。とてもすてきな先輩方に出会えた。若輩者のワタクシであるのにいきなり打ち解けていたことが思い返すと恥ずかしいくらい。
先だって伐採のことを相談した管理会社の方や、犬を連れてるあのおじさまもギターをバリバリ演奏されていて、なかなかファンキーな人材も多いみたいだ。そういえば、ウチのおじさまもフェスに出演したんだぜぃ!
とんでもないことに後から気づいたのだけれど、このイベントは犬の同伴NGだったのだ。そういえば誰も犬を連れてなかったと、さっき、イベントのチラシを見たら、そう書いてあった。げげげー!
だけど、誰もとがめなかったし、誰一人そのことについて触れなかった。むしろ、私にそれを気づかせないようにシューを可愛がってくださった。なんてやさしいご近所さんたちなのだ。私もそういう大人になりたいもんだ。なろう。ならねば......。
そんなことにも気づかず、いい気になって呑んだくれていたワタクシ。
炎天下の田んぼではコメコメ倶楽部員が汗まみれで働いていたというのに......。
東京ではメダカたちがお星様になっていたというのに......。
ああ、炎天下の車に子どもを放置してパチンコに興じていた気分です。
ごめんなさい。ごめんなさい。
でも明日からまたお山です。ごめんなさい。ワークショップは開講ならず。ですが、予定通り行ってまいります。
来年はCHAZENのみんなとフェスに参加できますように。