マイソールスタイルで教え始めてからかれこれ10年近くになろうとしている。
人のカラダを見つめ続けていると、ほんとうにカラダというものは人それぞれなのだと気づかされる。「みんな違ってみんないい」ので、練習の仕方だって人それぞれであっていいと思う。
マイソール練習を始めると、多くの人はみるみるカラダつきが変わっていく。単に脂肪が燃えて贅肉がなくなっただけではなく、筋肉のつき方が変わると姿勢が変わり、身のこなしが変わっていくのだと思う。
本屋さんに行くとよく「体幹を鍛えてキレイになろう」系の本がたくさん出ている。それは確かにそうなんだけど、買った人の何％が実践するのか、そのまた何％がキレイになるんだろうかと思ってしまう。毎朝アシュタンガの練習していたら、キレイに「なっちゃう」のに！
私は心が調うという効果に気づいてヨガ道を歩もうと決めたのでカラダが変わることには期待してなかったのだけれど、その変化の大きさは目を瞠るものがあった。ヨガ以前肉体を調えようと思ってスポーツクラブに毎日通っていたけど、さほど変わりはしなかったもの。もし肉体の変化だけを期待してヨガをやってたら続かなかったかもね。
ヨガをやっていても白髪や老眼にはなるしシワだってひどいけど、それだけにヨガをやっていなかったら今ごろどんなひどいカラダだったのかと思うわ。
さて、こじつけたけど、本題はシカちゃんの話よ。
リトリートハウスに現れて以来、行くたびに遭遇しておりましたシカちゃん。リスは遭遇したのが2回くらいなのに、シカどんだけいるんだよ。
某日。
昼日中の散歩中ガサッと音がしたと思ったら、崖の中程にシカが。
せっかくだからシューちゃんとツーショット。
てなことをやっていたら、突如として危険を感じたのか、
キャヒーン！
と鳴いて、あわてて逃げて行った。
その翌日だったかにはゲストが来て、夕方温泉に行った帰りに道路を横断するシカちゃんに出くわした。ゲストたちにも目撃してもらうことができて、土産話をお持ち帰りしてもらえた。なにしろ、軽井沢の中でも辺境の地なのだ。
また某日、日曜朝に軽井沢を出て朝帰りしたときのこと。
裏道を降りて行ったら、サッと道路を横切る仔ジカがライトに照らされて車を停めたのだけれど、やっぱりしばらくはその場を離れないでいる。＠4:30am
そのあと、軽井沢インターの手前でまた仔ジカがいたのでした。
しかし、さすがにお盆時期は人や車が詰めかけるためか見かけなくなり、この日以来まったく目撃しておらず。
うちのお庭はまだ何もないから、どんどん遊びにきてもらってもいいんだけどなあ。
