久しぶりに週末東京におります。
あー、ワタクシいつも、こんなに呑気に仕事をしてたんですねえ。いいことです。毎日お山で働いてたら過労死しますもん。都会で骨休め......(普通は反対やろ)。
いやいや、どんなにハードワークでもやはり自然の中にいると魂が癒されます。
早朝の神楽坂には「夜明け間際の吉野家では〜」と口ずさみたくなるような気だるい、狼になりたくなるような空気が立ち込めていることもよくありますが、お山では小鳥たちがさえずるさわやかな空気にあふれています。
もちろん、お山だってさわやかばかりではなく、ぜんぜん癒されないものもたくさんあります。都会とはタイプが違うだけです。お山では、散歩中によく蛇の死骸など見かけますが、都会では酔っ払いが転がっています。お山ではカメムシとかカマドウマが頻繁に出没しますが、都会ではそんな感じのニンゲンによく出くわします。
お山の汚れと都会の汚れもタイプが違います。
お山の窓は泥や虫や落ち葉で汚くなりますが、都会の網戸は排気ガスで真っ黒。自然の汚れVS.文明の汚れ。
見渡す限りのビルで構成される、角ばった都会の風景を見ていると、無性にリラックス系のヨガクラスをやりたくなります。受けたいのではなく、人にそういう心地よさを味わってもらいたくなる。
リトリートもそういうものかなと思います。学びや修行風味を薄めて、ゆったりリラックスすることだけを意識したリトリートでもいいかもしれない。ということで、10月の終わりに紅葉と温泉を楽しむリトリートを企画しました。朝は坐禅やアシュタンガの練習が入っていますが、全体的にゆるっとした一泊旅行的なものになっています。
いつも「お気軽にご参加ください」って書いてますが、こちらは「スーパーお気軽に」ご参加くださいませ。