森の家の敷地には栗の木がたくさんあって、でもたぶん栗の実は落ちてこないのだろうと思っていたら、そうでもなかった。庭にいるとポトンっと落ちてくるし、屋根に当たってゴンっという音も頻繁に聞こえる。
もう米のことで頭がいっぱい手いっぱいで、とても栗を拾って剥いて料理してなんてヒマはないなあと思っていたけど、落ちているとやっぱり拾いたくなるというか、条件反射的に拾っていた。さらに、CHAZEN生のお土産にしようと思ったら欲が出てきて、うちの庭だけでなく、別荘地の道路に落ちている(所有者がいないと思われる)栗まで拾ってきた。拾わないと車に轢かれちゃうしね。
いい季節だ。
来年のリトリートプログラムには「栗拾い」を追加できそうだな。で、その場で栗ご飯とかもいいかも。
野望なく、努力なしでも、これくらいは軽く拾えるから。
森の家のふもとには、地元の方が暮らす集落があり、ここでもハザに掛けて稲を干していた。
今この写真を見てきれいだなあと思ったのだけど、頭の中が米に侵食されている私は、美しいと思うより先に、そうだ! オダが足りなければ2段重ねという手がある! と閃いて写真を撮り、さっそくコメコメ倶楽部員に伝達したのであった。
次のリトリートはレクチャーや実習があるので、資料作りや準備を進めたいのに、前頭葉に米粒が並んで立ちふさがりそれを阻んでいる。今日も脱穀した籾をベランダで天日干ししながら、「こんなことしてる場合じゃないのにー」と思いつつ、落ちている籾を一粒一粒拾っていた私。山で栗を拾ったのと同様に条件反射的に米を拾いながら、なんの罰ゲームだよっと自分にツッコミを入れている私。
リトリート前に米をどげんかせんといかん......。
それはさておき。
12日からのアーユルヴェーダなアシュタンガリトリートは、アシュタンギにとって有益なアーユルヴェーダの基本を知ることのできるおすすめの内容です。イチオシの内容なのですが、なんとまだ空きがあります。これからのお申し込みでも間に合いますので、この機会をお見逃しなく。