本日の茶禅会はビギナーズフレンドリーバージョン。
ていねいにガイドをして、いつもより短いお香を焚いてお手柔らかな坐禅をした。
坐禅のあとは豆まき。
今年も鬼役は部長です。
昨年は撒いた豆をむさぼり喰らっていた部長だけど、今年は事態を把握できていないようであった。
昨年は鬼になって大はしゃぎしてたんだけどね。
豆まきのあとは、そのお豆と、青森の郷土菓子「豆しとぎ」をいただきながらお茶。
お寺だとお茶の時間も黙ってお茶をいただくことに集中するのだけど、CHAZENではリラックスモードでカジュアルにおしゃべり。そこが「坐禅会」ではなく「茶禅会」と称するゆえんであります。
本日は「正法眼蔵随聞記」のほかに「執着を捨てる四つの智慧」ということで「正法眼蔵」より「菩提薩埵四摂法」について紹介しようと考えていたのだが、ワタクシその準備をすっかり忘れておりまして。
資料はすべて机の上に出しておいたのですよ。
それなのに、昨日は午前中に手前味噌を仕込んでから大慌てで南直哉さんのお話を聞きに出かけ、帰ってきてからはその話のことがずっと頭をめぐっていたし、ブログを書いたら前夜の寝不足からコテっと寝てしまったのだった。
今朝それに気づいてアセったわー。
なぜって私の手元にある「正法眼蔵」には口語訳がついてないので、準備なしに紹介するなんてとんでもない話。
でも、結果的に忘れてて正解だったかも。
星覚さんの本に買いてあることと、私が十分理解して記憶に残っていることだけを話したので単純明快になったような気がする。
久しぶりの方たちが参加してよかったと笑顔で帰っていかれたので、これからは随聞記以外にも持ち帰ってもらう「おみやげ」を用意しておこう。おみやげ付きだとちょっとソソられる、でしょ?
次は3月8日です。
それはそうと、私が禅の話ばかりしているので「ちゃみさん出家してしまうのでは?」疑惑が浮上したことを思い出した。そう思うと、リトリートハウスができたら引退疑惑が出るのも当然の成り行きなのかもしれない。
しかし、インドに行っても「ちゃみさん帰ってこないのでは?」と心配した人はいなかったなあ。