CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

山の子は 山の子は

ごきげんよう
そろそろ飽きられていると想像する山籠もり日記です。

今日は風が強くて寒かったですが、お天気がよく、この先の予報も晴れベースに変わったので薪問題は一気に解決しそうです。コロナのほうもこんなふうに一転してくれたらいいんですけどね。

ところで、今までここを森の家とか、リトリートハウスとか称してきたのですが、なんとなくしっくりしないなあと思っていました。思っていたけれど、ほかにいい呼び方もないので仕方なくそう呼んでいたのですが、「山の分校」と言ったらかなり落ち着きました。

昔むかしの昭和時代、私の通っていた小学校には分校の存在がありました。何年生のときだったか覚えていませんが、ある日担任の先生が病欠かなにかで急遽その分校で教えている先生が代わりに授業をしたことがあります。でも、本来やるべき教科の授業はせずに、その先生が分校の話をしてくれた記憶があります。

昔の田舎の学校はのんびりしていたんですね。そういうことはしょっちゅうでした。よくクラス全員で授業の代わりに裏山に遊びに行ったりしたように思いますが、子どものころのそういう時間は人間形成に重要な役割を果たすと感じることがよくあります。

そのときの話の内容はまったく覚えていませんが、先生が歌を教えてくれてみんなで歌ったことを鮮明に覚えています。初めて聞く歌で、それ以来学校で歌うこともありませんでしたが、ときどき思い出すのです。ここ数日もよく歌っています。

♪雨が降り てるてる坊主が泣いても
♪私たちは泣かないで 山を見つめる
♪山の子は 山の子は みんな強いよ


ここだけしか覚えてないのですが、負けないぞ、がんばるぞ、という気分によく合います。ぜんぜんヨガや仏教ではなくて、単純に昭和テイストですが、そこが好きなのです。昭和の山の子なんで。


そんなわけで、生徒のいない山の分校でひとり、自らを励ましながら薪を割る日々です。

ではまた近いうちに。


ぶちょー、クロッカスが〜!

f:id:chazenyoga:20200402185027j:plain
スノードロップは雪でほぼ花が落ちてしまった