東京都で休業緩和対象として真っ先に挙げられていたのが美術館。
ちょうどブツゾーを見たくてたまらなくなっていたところだったので、昨日から再開したばかりの国立博物館へ。
入場制限&ソーシャルディスタンスは静かに鑑賞できるチャンスだから願ったり叶ったり。オンラインで予約したら、ぜんぜん余裕で入れそうだ。
さっそく東京アラートなるものが出ているけれど、2カ月のステイホームを経た今、これからは十分対策をしながら日常を取り戻したほうがいいように思う。というのも、申請した給付金や協力金はいまだにまったく入金される気配がないけれど、小規模ながらマイソールを再開することになり、月末にさっそく入金してくださった方たちのおかげでCHAZENは大いに助かったからだ。頼れるものは行政よりもCHAZEN生なり。私も微力ながら再開したお店で消費活動をしようと思ったのだった。
さて。
入り口の検温をクリアして予約チケットを見せると、12月25日まで有効の入場券をいただいた。わーい。たぶんアジア館などがクローズしてるからだと思うけど、120分待ちで入場を断念してチケットを無駄にした鳥獣戯画展のリベンジを果たした気分。
いやそれよりも、人少ない美術館はサイコーだね。ひとつのところに立ち止まって、ジロジロシゲシゲ眺めていられるから。
本日の着眼点はムドラー(手印)。これはムドラーではないのかもしれないけれど、同じような半跏像でもそれぞれ手の形、置く位置が違っている。
ハーフパドマのこの坐り方は、自分でも何気にやっているポーズ。
延期になっていた特別展も始まりだすと徐々に人が増えてくるだろうから、空いているときに行けてよかった。そして、やっぱりCHAZENに置く仏像がほしくなったけど、自転車操業中の身ゆえ、瞑想で眉間に仏を描くにとどめよう。
ささやかな消費活動をしたら、ちょっとうれしいことが。