CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

マイソール・ディスタンス

プレミアムマイソールがいい感じです。
どんなに手を広げても、足を開いても、隣の人と接触しない距離を空けているのですが、先日某嬢がスプタ・パーダングシュターサナでマットから脚がはみ出さないようカラダを斜めにしているのを見てクスッと笑ってしまいました。習慣というのはそういうものです。

隣の人を気にすることなく練習に集中でき、それでいて寂しい感じにもならないという絶妙な間隔です。マイソールとしては、ソーシャルディスタンス2mはちょっと開き過ぎかもしれません。マット間の狭いいつものマイソールは、それはそれでエネルギーが上昇して(物理的な熱もかなり上昇)パワーが発揮されるのですが、さすがに隣の人の汗がとんでくるような間隔はしばらく御法度です。

監督席は例外。

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濃厚接触大好きな部長


間隔を空けるほか、こまめな消毒を心がけて、私自身はアジャストのあとは手を洗うかエタノールをスプレーしたり、練習生には練習終わったら周辺の床をアルカリイオン水で拭いていただいてます。これらがどのくらい感染防止になっているか定かではありませんが、どこまでやればいいかについては個人差がありますから、最大多数がストレスなく練習できることが大事だと考えています。

今回多くのアシュタンギが突然ひとりで練習する事態となり、必然的にオトナの階段を登ったと思いますが、「ひとりでもできる、だけど、みんなと一緒の練習がいい」と痛感したことでしょう。私だって、マイソールクラスを教えていなければ、毎朝マイソールクラスに通って練習しますもん。

いつになったら普通のマイソールができるでしょうか。
このところの東京の様子だと再び休業要請ということが無きにしも非ずですから、再開が水の泡になる可能性もあります。今はまだそれを期待しないほうがいいのかもしれません。いつマイソールができなくなってもいいように、これからは毎朝「これが最後の練習」という気持ちで練習することを提案します。

いつもいつでも、目の前にあることを大切に、この今を生きる。

2カ月の不自由な生活が、この今は「有り難い」ことだと教えてくれました。一歩一歩をしっかりと踏み締めながら歩いていきたいと思います。