CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

お通夜風味の〜スートラクラス

久々に見た気がする。
座学のときに、どこか遠いところへ旅立っていく人たちの顔を......。

かつてはギーターでもよく見られたけど、それを踏まえて加減して話すようになったのと、今は全体のレベルが上がっているせいで、近ごろはあまり見られなくなった光景だ。デビューの人が3人もいたのに、お誘いするタイミングがよくなかったような気もするが、第1章から始めた人は、毎回のように遠いところへ旅立つ話だったりしたので、たまにはこういう回があってもいいかなと思う。

そもそも、専門に学んだ人でないとわからないような、つまり私が話すような類の話ではないけれど、それが実はおもしろいところなので、チラ見せしておきたかった。何人かはそのおもしろさに気づいたようなので、私自身がさらなる勉強を重ねて、そのおもしろさを伝える技術を磨こうという意欲が出てきた。哲学、論理学、言語学.....そんなキーワードで紐解いていくと連なりが見えてきてハマること請け合い。

あまりにもわかりにくい話だと、なにを聞いたのかひとつも覚えてないということになりそうなので、前振りとしてウパニシャッドの哲学者の話をしたら、それが印象に残った人も何人かいた。しかしこれとてデビューの人たちには遠い話でしたろう。


お茶の時間。
いつもは女子らしくそこでおしゃべりが始まるのだけれど、まるで禅の「行茶」のように静まり返っている。みんな遠くに行って帰ってこれなくなっているという感じだ。

そんな様子に「お通夜かよ」 と心の中でツッコミを入れて、ひとりでこっそりウケていた。

が、くるみのパイを食べたとたん、みんなニッコリして戻ってきた。
やっぱり女子だな。かわいいな。脳が疲れるほどにおやつが美味しく感じられるから、効果的だったかも。お茶を飲む時間はいい。ここにCHAZENらしさがある。

そして恒例「気づきのシェアタイム」は、コメントすることもままならない感がよく伝わってきた。でもそれは受講生の能力の問題ではなく、私自身の理解が浅いゆえ。いつかリベンジしたいね。

毎年、梅雨ごろから9月までは非生産的な毎日を余儀なくされている私だけど、いよいよ人間としてシャキッと生きていける気温になってきたから、失われた時を取り返すべく気合い入れていくよ。無常迅速ですからね(落書無用)。

ギーターは10月が最終回。スートラはまだまだ先まで続きます。どのタイミングで参加しても大丈夫です。どのタイミングでも難しいところは難しいのです。わからなくて大丈夫。一度でわかったら参加する必要ないですから。

CHAZENの座学でお待ちしております。

www.chazenyoga.com

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ふーん、そういうことかー