CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

ごはんなしでも生きていける......?

味噌汁断食をしたのが先週の月曜日。
固形物をとらなかったのはこの日だけで、火曜日から少しずつ食べ始めて1週間以上が経過し、あきらかに、あからさまに、別人のように調子がよくなった。

たった1日で、もはや少食体質に転変した(少食のサンスカーラが優位になった)。

唯一の「食事」であるランチには、最初は白米のお粥から始めて、白米ごはんと味噌汁、そして玄米と野菜+厚揚げなど普通のおかずを食べるようになっているが、不思議なことに大好きなごはんがなくても大丈夫になっている。オドロキモモノキだ。

もしかして、私はごはん(米)が好きすぎて、ごはんに身を捧げ、ごはんに義理立てしていたのではないか?

だってねえ、糖質オフについて調べていると哀しくなってくる。わが愛するごはんくんが悪者にされているんだもの。

多くの人がご飯少なめに食べるようになっているけど、私はいっぱい食べるよ。いつだって、私だけはごはんくんの味方だからね。

そう思って一生懸命ごはんを食べてきたけど、たった1日食べなかっただけで、ごはんがなくても生きていけそうな気がしてきたのはいったいどういうことか。私のごはん愛は、単なる愛執にすぎなかったのだろうか。

1日1食にすると、アタマすっきり、カラダすっきり。
食事のあとでサンスクリットを見ても眠くならない! 今までのあの意識朦朧はサンスクリット語のせいではなくて、炭水化物のせいだったのか。ごはんのためにどれだけ時間を無駄にしたのだろう......。

そして、具合が悪いと修行自体がダメになるから、どんどん堕落のスパイラルに陥ってしまう。悪いとわかっていてやってしまうときは、意志が弱いのではなくて、体調が悪いだけなのかもしれない。


さて、予定を1日早めて分校におります。

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紅葉が始まったけど、まだ緑が多い


分校では1日2食にした。肉体労働をするから。そして、たまには増量したり、ちょっと好きなものを食べることによって、この少食生活を持続させようと思うから。

ただし、これは生活のリズムが変わるときだけの特例で、東京では1食を貫く。

わがシュー部長は断食少食には絶対反対、断固反対だが、常に食べる量をコントロールされているのでこの年になってもお元気なのだ。ただ、お年寄りになると冷えるようなので、ついに犬生始まって以来の「服を着る犬」に。

長生きはしてもしなくてもいいから、最後まで元気でいてほしい。歩けるうちは足腰を鍛えてガンガン歩けるよう、ハーネスを導入した。首輪だと引っ張れないけどハーネスなら歩く力を補助してあげることもできる。

思惑どおり、めっちゃ歩くの早くなった。てか、おじいちゃん的には全速力かも。

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おもちゃの犬みたいに引っ張られて走ってる?