CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

ナゼナニおばさん

こないだまでの梅雨を思わせる1週間で体調が大幅に下降し、まだ5月だというのに例の夏の病が来てしまったらしい。毎年6月から9月までは毎日具合が悪く、低血圧状態で頭に血が回らずポーッとしていて、ひたすら体がだるい。

この不調をなんとかしたいとあれこれ試したけれど、どれも画期的な解決には至らず、夏の間は南半球で暮らしたいと妄想するにとどまっている。かなり不快ではあるが、それで仕事を休んだことは一度もなく、でも仕事終わったら横にならずにいられないことも多い。

命に関わる重大な病気ではないため、西洋医学では相手にされないこういう症状の全貌を東洋医学的に解明して改善したいというのが、中医学を学び始めた動機のひとつでもある。なぜこのようになるのか、そのメカニズムを知って、なんとか解決してみたいのだ。

まだ1年生で基礎理論を始めたばかりなのだけど、すでにいくつかのヒントは得られたので、勉強をかねていろいろ試そうと考えている。

先日はもうどこかに駆け込まないといられないほどひどい状態だったので、CHAZEN生の某嬢に教えてもらった鍼灸院に行ってみた。神楽坂の古民家をリノベした場所で、鍼灸院というよりセラピーサロンのようで落ち着く。ふんわりした雰囲気の女性の先生で、初めてなのにくつろいだ。

最初の一鍼が今まで刺されたことのない場所だったので思わず「今のツボは何ですか?」、背中にお灸をしているときも「どのツボですか?」と聞いてしまい、いずれもやさしく答えてもらったけれど、私ったらまた「ナゼナニおばさん」になっているわと自覚。

カイロの先生とか、サンスクリットの先生とか、その他各地でウザがられてきたナゼナニおばさん。

ナゼナニおばさんとしては、子どもが「どうしてお空は青いの?」というのと同じで、向上心というよりは好奇心でついつい聞いてしまうだけで、決して先生を試そうと思ったりしないし、ましてやいじわるで聞くことなど思いつきもしないのだけど、人によっては答えてくれないとかよくある。ただ、「どうしてお空は青いの?」と同様、あとでその答えが自分でわかるようになってからそれが難しい質問だったと気づくこともあるので、何ら意図するものがなくても、相手をみて質問をすべきだなと思うようにはなった。

あと、つい質問してしまうのは、ナゼナニおばさん自身は質問されるの大好きだから。
座学などではどんどん聞いてくれたらいいなと思っている。自分の知らないことを聞かれると、それを課題にするので、こちらにもプラスになるしね。ただし、質問されると喜んでしゃべりすぎる傾向があるので、これまたウザがられるかもしれないけど。

たまにいらっしゃるけど、私の質問にスマートに答えてくれる先生はゾッコン敬愛してしまう。中医学、漢方ではそういう先生にたくさん会えるといいな。そして私のこの不調やら、あの人この人の不調やらを次々に解明していきたい。

そのようなモチベーションゆえ、勉強に励んでおります。

ラカンの学生生活は楽しいぞ。

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最近またペロペロするようになったアラ卒寿