CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

半年ぶりのレッド

ようやく再開できたレッドクラス。5月の連休に予定していたレッドクラスが緊急事態宣言に伴う臨時休校によってキャンセルとなり、その後の感染急拡大で見合わせていた。

東京都の感染者数が二桁の今だから、もし定員オーバーしてもGOだなと思っていたけれど、その心配はまったくの杞憂に終わった。半年ぶりなのに? 半年ぶりだから? いつの間にかレッドクラスが敬遠されるようになってしまったか?

コロナ前は「毎日やるのが......」を標榜していたのに週3回でもいいよとなったせいか、ちょっとシマリに欠けてきたような気もする。

あ、シマリのないのは私か?
昨夜はまたシューが何度も起きたので熟睡できず、0時に起きてお仕事。朝方少し仮眠したけれど、体も頭もひどく鈍っていた。半年ぶりなのにカウントできるんかいなと思ったが、十数年やっていることだから、できるはできる。ただ、覇気には欠けるね。

覇気には欠けてもレッドはレッド。
きょうの参加者は古株の練習生ばかりだったので、「古参向けレッド」にアレンジしてみたら、ガクブルだの、明日は筋肉痛だの言いながらも、今日来てよかった感が漂っていた。やっぱり、レッドクラス大事だ。キツい〜と言いながら、みんなで一緒にこの時間を共有することにも大きな意味がある。特に先月呼吸法のワークショップをやったから、レッドクラスでヴィンヤーサも確認してほしかったというのもある。

コロナという危機のもとに、CHAZENは円熟味を増したと思っているが、円熟ははまたマンネリをももたらす。無理をせずに、コツコツ続けるのがいちばんだけれど、ときどきは自分を律したり、厳しさという刺激を与えることも大切。人間は放っておくと楽な方、楽な方へと流されてしまうから。

自分を制することが、心にわだかまった濁りを取り去るためのひとつの方法でもある。また、自分に課した厳しさを乗り越えたときにこそ自分を信頼できるようになる。すなわち自信が生まれる。それが鍛錬ということ。

修行がおろそかになるほど、心の中に迷いが入り込む隙間ができてくるもの。その迷いこそが自分を苦しめる原因であることを、自分自身が強く感じるこのごろ。

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ベランダでお散歩したよ