本日、今期スートラクラスの最終回でした。
4年半かけてついに第3章の終わり、kaivalya(独存)まで至りました。もちろん、脳内での理解ということですが、サマーディ(三昧)の先にある最終ゴールを見学しに行ったようなものです。
最終目的地がどこにあるのかがわかったから、来月からまた第1章に戻って読み直すことで、ゴールまでのプロセスがより鮮明に浮かび上がるようになるはずです。もちろん、新しくスートラを学び始める方、再挑戦する方も歓迎いたします。ぜひこの機会にスートラに親しんでみてください。お待ちしております。
それにしても、このクラスほんとうにすばらしいサンガに育ちました。毎朝CHAZENで練習を続けているからこそ、私の言わんとすることが実感として理解できるのでしょう。毎日のプラクティス+スートラクラスは最強であることを再々認識した次第です。
欠かさず参加しているT嬢は、スートラクラスのあと帰る道すがらいつも「CHAZENの人たちはみんなきれいで天使みたい」と思っているそうです。今日それをみんなにシェアしたら、異口同音に「T嬢こそが天使だよ!」と。
......なんて書くと、ほめ合いみたいでちょっとキモチ悪いと思われるかもしれませんが、ほんとうにそうだなと思います。何よりお互いを天使と思えることが天使みたいです。
ああ、大好きなフラ・アンジェリコの「受胎告知」の妄想が始まってしまいました。フィレンツェのサン・マルコ修道院にある、跪いてしまうほどの、涙がこぼれおちるほどの清らかな絵画です。今その大天使ガブリエルとCHAZEN生が重なり合っていきます......。
そんな天使たちに向かって仏教の「自未得度先度他」のお話をしたところ、やはり天使たちだけあって心に深く刻まれたようです。きょうの感想のなかで、ヨガは宗教を超えて誰もが実践できるという話がありましたが、来月からのヨーガ・スートラもまた、時に禅仏教をからめた独特の語り口で進めたいと思います。
天使のたまごたちもお待ちしております!
ところで、最終回にふさわしく、今日はお茶の時間のおやつもスペシャルでした。
ひとつは、先月いただいてあったO丈特製の栗の渋皮煮ブランデーバージョン。「日持ちするので」と言われたときに、この日のおやつにしようと思ったのです。ちょうど人数分足りたので1人1個まるごとです。その大きさと、その美味なことに、みんな大感激でした。ちなみにどれくらい大きいか、みかん(S)と比べてみました。

もうひとつは、私がやめてからも独自に米作りをされている人たちから貢いでいただいた今年の新”年貢米”で作った小にぎり。梅酢、白ゴマ、こんぶ、青紫蘇を混ぜ合わせてラップで包んだものですが、ご飯の水分が多くてうまく混ざらず失敗でした。それでも、暑い中苦労して作ったお米のありがたみが優って、とてもおいしかったです。
そのほかにも、きょうはシャインマスカットやら大きなバラの花やらもいただいていて、ゴージャスなカウンターでした。

みなみなさまのご厚意に深く感謝いたします。
そして、冷えてきたので、理事長にはこのバラの花と同じ色の服を着ていただきましたよ。
