思えば2020年1月の新年会が、なんの憚りも心配もなく歌って踊り、笑って喋って飛沫を飛ばすことができた最後のCHAZENイベントでありました。いつまた緊急事態宣言がやってくるのかもわからないので9周年のパーティを、控えめなブランチ会として開催しました。
せっかくなので、お金をかけるより手間をかけたものが食べたい。とはいえ、ポットラックだといつも食べ物が多すぎて食い倒れ的なパーティになるのが今までの経験でわかっているので、今回はお料理担当、果物担当、パン購入担当に分かれてもらいました。
これはいい。
作り手が数名なので、ひとつひとつの手料理を「**さんの作ってくれたもの」としてちゃんと認識し、堪能することができます。しかも、余ったものをみんなでお持ち帰りしたら、最後はきれいに片付いて、フードロス0でした。
映え系の一皿。
全部出しませんが、キャロットラペ、紫キャベツ、明太マスカルポーネ、フムスと、個人的に私好みのものばかりで、メゾンカイザーのパンがいったいどれだけ私の胃袋に落ちていったことでしょう。
名目がティーパーティなので、リンゴジャム、柿のジャム、そしてココアケーキも。
そしてそして、サプライズのアニバーサリーケーキ!
おいしいものをいただきながら、CHAZENの9年を振り返ってみんなで大笑い。お笑いネタのほとんどは、いかに私が練習生にそっけない態度をとっているか、あるいは、いかにドSな指導をしているかに集中していましたけどね。
こんななんでもない集まりが、ほぼ2年間できなかったわけです。そのことに関してはまだ振り返る段階ではないのですが、10周年のときは、これが過去の思い出として語られるよう願うばかりです。
残念ながらこのケーキは食べられませんでしたが、CHAZENの立役者として喝采を浴びていた理事長。
明日で18歳と5ヵ月になるシュー理事長は腫瘍と共存しながら元気で過ごしております。犬生の半分をCHAZENに捧げてきたんですねえ。どうぞ末長くCHAZEN生を見守ってください。