CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

気のいい漢方喫茶

昨日の漢方喫茶は、いつもの陰ヨガやワークショップのおまけ的なものから進化して、約90分じっくり漢方のお話をさせていただくものでした。とはいえ、詳しく話し出したら1回ではとても終わらないので、漢方的な冷えの考え方とか、冷え対策の具体例について、さらっと受講対象者に合わせた内容に絞りました。

話そうと思っていたことが抜けていたりして改善の余地は大アリだったのですが、初めから終わりまでみなさん興味深く聞いてくださったので、とりあえず目的は果たせたかなと......、そんなところです。

今回もすごく久しぶりの方が参加してくださったのですが、スタートするなり、「ああ、やっぱりここは ”気” がいい」と懐かしそうに言われました。そう感じるのはたぶんCHAZENと”気”が合うからなのだと思います。気の合う方に来ていただいて私もうれしいです。

先日も、ときどき来られる方から、CHAZENの空気がいつもきれいだというコメントをいただきました。実際には、CHAZENの空気はそれなりに排ガスなどが混じっているだろうし、空気清浄機も使っていませんが、そういう印象をもっていただけることがありがたいです。

私の研修プログラムとして承っている個別の漢方相談も増えていて、みなさん順調に症状に改善がみられています。その経過を見て思うのは、漢方薬をただ言われるままに服用するよりも、ヨガの実践や食事や生活習慣から見直すことで効果が倍増しているということです。うち何人かは以前にも漢方薬を処方されて飲んだことがあるけれど、あまり効き目が感じられなかったそうなので、いかに専門家の処方といえどもそれだけでは残念なことも多いのではないかと推測します。

実はこの10年くらいの間に2回ほど本気で漢方の勉強をしたいと考えたことがあったのですが、医師や薬剤師の資格がなければ勉強したところで使えないと思って断念していました。今はむしろ医者や薬剤師でないからこそのオリジナルな役立て方が見つかったことを幸いに思います。これもシュー理事長のお導きでしょうか。


ところで、漢方喫茶と銘打っているので、お茶を飲んでいただくことがメインだったりします。今回は冷えというテーマに合わせてハニージンジャーシロップにしました。

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シナモン、カルダモン(種のみ)、クローブ、アンド陳皮入り


ちょうどタイミングよく、無農薬で育てた生姜をいただいてあり、星覚さんからベルリンみやげにいただいた蜂蜜もあったので、久しぶりに作ってみました。ずいぶん前によく作ってたけど、近ごろは蜂蜜すら買ってない。いつごろだったかなーとまた旧ブログを見てみたら、2009年でした。

chayoga.exblog.jp


そう、このころはよくカゼをひいていて、咳用に使っていたのでした。

chayoga.exblog.jp


これを、まずはお湯割りで、次いでレモンを絞ったり、紅茶に入れたりして飲んでいただいたのですが、スパイスの香りがよくて、身体があたたまり、まさに今回のテーマにぴったりの喫茶タイムでした。「漢方喫茶」というのは、まだ「講座」とかえらそうなことを言えないという遠慮がちなネーミングですが、喫茶にすると受講者にとっても気楽で、なかなかいいアイデアだと思っています。CHAZENのCHAは「茶」ですから、なおさらぴったり。(ちなみにZENは禅ではありません)


次の開催は未定ですが、ぼちぼち続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。