CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

お屠蘇で謹賀新年

明けましておめでとうございます。

晦日と本日のレッドクラスは、いずれも坐禅からスタートする特別クラスでした。ほとんどの人は坐禅会や山の分校でのリトリートで坐禅を体験していますが、そういった機会を逃げるように避けている人は、さてどう感じたでしょうか。

年が明ける前に新しいWebページをアップしました。ひたすらシンプルにして、リピーターはホームページだけ見ればすべての情報が得られるようになっています。

URLも変更しましたので、お手数ですがブックマークの変更をお願いいたします(今のところは旧アドレスでもリダイレクトがかかって新しいページに飛びます)。

https://www.chazen.yoga


お気づきでしょうか?

拡張子が.yogaなのです。今や世界中ヨガスタジオやヨガインストラクターがあふれるほどいる。そういう時代なのだなと思いました。もっともCHAZENが10年目ですから、世の中がらりと変わって当然です。

そして、今年は漢方とヨガを取り入れた養生ヨガに力を入れていきたいと考えています。CHAZEN生を中心に実績が上がっている漢方相談なので、CHAZEN外の困っている方にも対象を広げます。

自分の体調不良も漢方+ヨガでめざましく改善されつつあります。やはり自律神経をととのえるには呼吸法がたいへん効果的でした。始めてすぐに急激な体調の変化が落ち着いてきました。

29日にそのことを書いていたとき頭痛があり、それでも大したことはなくブログをアップしたあと早めに寝たのですが、午前1時にひどい片頭痛で目が覚めました。ドクンドクンとする痛みにチャンス到来とばかり、頭痛の特効薬方剤を煎じ始めました。

小一時間煎じて飲んだのは2時。スーパーあっため生薬なので、辛くて激しいお味でしたが、途端にお腹がほっかほかになり、頭痛が和らいでいってそのままグーと眠りました。2時間後にアラームが鳴ったとき痛みはなく、それでもまだ頭痛の痕跡だけが残っていたのですが、起きて顔を洗うときにはそれすらも消えていました。

それ以来、体調が落ち着いています。ほんとうに、漢方実験のために体調悪くなっているのではないかと思うほど、都合よく漢方を試す機会を与えられています。いかに効き目抜群と評判のある方剤でも、自分で実感するとしないでは大違いです。

今日はクラスの最後にみんなで「お屠蘇」をいただきました。

漢方の先生から聞いて存在だけは知っていたけれど、本物のお屠蘇を飲むのは初めてです。ほんとうのお屠蘇とは、屠蘇散(あるいは屠蘇延命散)というさまざまな生薬が配合されたものをお酒に漬けて飲むものなのですね。そもそもは、無病息災を祈る健康酒だということです。

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薄い方がウチダ和漢薬の、濃い方が北里の屠蘇散


試飲の感想は「養命酒の味」「老酒みたい」など......。
私自身は北里屠蘇散北里大学東洋医学総合研究所)はちょっと苦手で、ウチダ和漢薬のほうなら飲める感じでした。単に濃さの問題かもしれませんが。そういえば、私は養命酒も老酒もアカン人です。漢方薬も酒もきらいではないので、酒とのマッチングということですね。

S嬢のおかげで屠蘇散を試す機会までいただき、漢方経験値うなぎのぼりです。ありがとうございます。

今年のスローガン決まりました。

アシュタンガができない人にも健康な身体を
アシュタンガができる人には最強の身体を

本年もどうぞよろしくお願いいたします。