なんなん三昧

旧「CHAZEN三昧」からタイトル変えました

澤木老師のお言葉がいちばん

このブログのタイトル「なんなん」は、サンガ(コミュニティの意)の名前です。

「なんなん」という名称は、「坐禅をしたらどうなりますか?」という質問に対して、澤木興道老師が答えた「なんにもならん」に由来しています。要するに禅は「無所得無所悟」ということなのですが、そんなコムズカシイ言葉を使わずに「なんにもならん」と言う澤木老師が、このサンガのアイコンというか教祖様的存在(アヤシイ団体かよ)であります。端的に言えば、私は澤木老師が大好きなのです。むろん、お目にかかったことはありません(昭和40年に遷化)。

左の写真が澤木興道老師、右は私のひいおじいさま師匠(三代先)である酒井得元老師です。

福井の天龍寺にて


お釈迦さまや道元禅師に対しては畏れ多くて「大好き❤️」などと言えませんが、澤木老師であれば面と向かっても言えそうな気がします(まず怒鳴られるでしょうが)。それくらい人間としての魅力にあふれる禅者です。

今月はじめの原始仏典クラスで、イスラエルパレスチナの争いやガザの窮状に関するコメントがあり、仏教はどうなのよ?というテーマが上がったので、本日その補講クラスを行いました。最初は来月のクラスで冒頭にちょっとお話ししようと思っていたのですが、話したいことが次から次に湧いてきて、とても「ちょっと」では終わらないだろうと臨時クラスを開講するに至ったわけです。

で、1時間しゃべり倒しました。述べたいことだらけなんです。オンラインだから受講生にツバが飛ばなくてよかったです。

そうなるとテーマは原始仏典を超えて、禅の話になります(原始仏典のクラスなのに!)。オンラインでは原始仏典やヨーガ・スートラについて学ぶクラスを行っていますが、私自身は道元禅師ラブ❤️で(言ってるじゃん)出家した僧侶なので、自身が最も信を置いているのは禅の教えなのです。

ただ、禅はこれほどシンプルなものはないというほどシンプルなのに、これほど難しいものはないというほど難解に語られることも多いのです。

一部にそんな難しめの内容も盛り込んだので、どれだけ伝わったのかは不明です。それでも、一応ぶつけておこうと思いました。今理解できなくても、あとで、そういうことだったのかーと思っていただくのが願うところです。

あちこちから材料を引っ張って構成した今日のクラスですが、終わってみれば、そんなにいろいろ言わなくてもたった一枚のスライドでこと足りたようにも思えます。それが、好き好き大好き❤️澤木老師の言葉なのです。

宗教とは外の世界をつくりかえるものではない。こちらの目、耳、見方、アタマをつくりかえるものである


澤木老師の手にかかれば、禅はちっとも難しくなどありません。ズバッと核心をついて「はい、それでおしまい」。

ぐちゃぐちゃ言う必要などないわけです(反省)。そして何より誰よりご自身がその身で実践しているから、言葉以上に伝わるものがあるのですね。またまた惚れ惚れしてしまいました。

鈴木俊隆老師や澤木老師の教えは、広く一般の人にも伝わりやすいと思っています。仏門に入る前の2023年、主にこのお二人の言葉から学ぶ「禅仏マインド」というクラスを行っていましたが、新しい暮らしにも慣れてきた今、やっぱりこのクラスを再開したいという思いが湧いてきて、9月から復活することになりました。

chazen.hatenablog.com


このクラスは、特定の経典を学ぶのではなく、仏教や禅を日常生活に直結させて実践したり、考え方をシフトするための起爆剤にしてもらうことを主眼に、さまざまな仏教者や禅僧の言葉を取り上げて解説するものです。今年も単発クラスとして2月に一度だけ開講したのですが、堅苦しくなく、誰でも気軽に受講できるものでありながら、ストレートに響く深い内容になったという実感がありました。

火曜日の11時〜12時という時間帯の開講のため、リアルタイムで受講できる人が限られますが、アーカイブ受講もできますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。