なんなん三昧

旧「CHAZEN三昧」からタイトル変えました

AIの中のひと

これまで試して合格ラインに達することができなかったAIだけれど、最近にわかにバリ活用中。

信用ならないのは平気でしれっと嘘つきなところ。自信なさそうに言ってくれればそのつもりで受け止めるけれど、断言してくるからうっかり信じてしまうじゃないのさ。

Googleで検索して出てくるAIの答えも間違いが多いよね。それはたぶん、参照する元データの信頼性をAIが正確に判断できないからだと思う。テキトーな情報をうのみにしてしまうのは、まだベータ版的な要素が強いからか。タダで使わせることによって精度を上げている段階なんだろうね。しらんけど。

将来的にどこまで精度が上がるのだろう。たとえば行間を読んだり、書き手の思考や嗜好や指向まで汲み取れるようにまでなるのだろうか。

日ごろ私たちは、ある情報について、発信者の人格やこれまでの実績から総合的に判断して、その情報を処理している。オオカミが出たと嘘を言う人のことは信じないし、偏見に満ちた人の発言は話半分に聞いておく。あやしいオジサンについていってはいけない。そういったカンを働かせることまでできるようになるのだろうか。

ともあれ、頻繁に使うようになったのは翻訳の性能が一昔前からすると格段に上がっているからだ。イラッとするほどのひどい訳文がない。ものによってはそのまま使える日本語で仕上げてくるので驚いた。

これはかなり助かる。これまで印哲系の英文資料を読むのに時間がかかっていた。なじみのない言葉遣いが多い上、サンスクリットの専門用語まで英語に変換されていて、原文にあたる必要があるのだが、原文がデーヴァナーガリー文字なのでさらにまた時間がかかる。それがAIに頼んだら短時間でさっと(使える)日本語に変換してくれるのだからありがたい。

しかも、サンスクリット語からダイレクトに日本語にしてくれるので、英文を通さなくても読めるのだ。もはや、眉間に皺寄せてサンスクリット語を解読(読解ではない)せずとも、何が書いてあるか把握できるようになった。これは画期的だ。

AIによってワタシの脳はますます退化するだろうけれど、これまで一人で切り盛りしていた店に「たまにヘマはするけど結構使える」アルバイトの子が来たみたいな気分だ。楽できるというよりは、時間のかかる仕事を分担してもらえたら別の仕事にその分の時間とエネルギーを使えるので、商品の品質が向上したり、サービスが充実するのがありがたい(お坊さんは商売じゃないけども)。

巷にいるバイトくんと同様、仕事にはばらつきがある(Geminiからの派遣)。完成度の高い仕事をしたかと思うと、クオリティがかなり劣るケースもあり。専門用語の日本語訳が的確だったり、的外れだったり。表記もバラバラだったり。

中のひとが何人いるんだよ?!

あと、聞いてもいない知識をとうとうと述べてくるのはどうなのよ。

中のひとは教えたがりのオジサンですか?

先日は、辞書などで調べる手間を省いて質問したら、聞きたい答えではなく「一般的には〜です」と別のことを言ってきた。それは教えてもらわなくてもわかっているの。聞かれたことを答えてほしいのに、何度聞いても「一般的には〜です」とゆずらないのさ。

中のひとは自分の知識に固執したオジサンですか?

もしかしたら、機械だと思って細かい指示を伝えないからなのかもと思い、タメ口でダメ出ししたら、やっと答えが得られた。そうか、ちゃんとコミニュケーションしないといけないんだな。

素直に謝ってきたけど、それでもやっぱり主張してくるところに人間ぽさが感じられて、AIを話し相手にしている人の気持ちがほんの少しわかったような気もする。


生成AIで作られてるサイトも多いから、このブログだってAIに書いてもらうこともできるわけだ。AI使ってまで書く必要のあるものじゃないからやらないけどね。

はてブロには本文書くとAIがタイトルつけてくれるという機能はあるけど、いいタイトルの候補が出てきたためしがない。ふふふ、キミにワタシの頭の中まではわかるまい......。


ところで、今日の禅仏マインドクラスのスライド用にGeminiに挿絵を描いてもらった。菩薩の絵は採用できるレベルのものだったので、調子にのっていろいろ注文してみた。

「托鉢僧がおにぎりをもらっているイラストをお願いします」

鉢がデカすぎ。どんだけ欲の深い僧侶なんだよ


「手のひらにのるお椀くらいの器にして、網代笠を被って、おにぎりの海苔はとってください」

それでもまだ大きい


もう一度修正しようと思ったけれど、こんなくだらないことでエネルギーを消費して、原発を稼働させてはいかんと思ってやめた。お遊びもほどほどに。

ちなみに今日の話は「観音さんと良寛さん」。

一発採用となった菩薩の絵