CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

栗ご飯で茶禅会

東京は寒いわー。
お山のほうが気温は低いけれど、薪ストーブでぬくぬくしてた。東京のはビミョーな薄ら寒さだからね。今日は固形物をとらない断食モードにしようと思っていたけれど、あまりの寒さに中止した。これからの季節は寒さに少食生活を妨害されそうだ。かんたんに負けてるし。

さて、土曜日の朝分校を出て、この土日に開催されたwisdom2.0というカンファレンスをオンラインで視聴させていただいた。主にマインドフルネス系、仏教・瞑想方面のプログラムで、マインドフルネスの第一人者であるジョン・カバット・ジンとか、ずっと気になっていたけどお話を聞く機会がなかったジョアン・ハリファックス老師とか、最近ご無沙汰している藤田一照さんらのお話を聴く機会に恵まれた。

30分だけどベルリンの星覚さんの坐禅の時間もあり、いきなり面壁といって壁に向かって坐禅する姿で登場した星覚さんには大ウケした。いつかのオンライン坐禅会ではビデオオフにして音声だけにしたけど、毎回オンラインならではのひねりを効かせていることに「やるなあ」と一本取られた感じだ。

昨日の日曜日の朝に、前述のジョアン・ハリファックス老師によるmorning meditationの時間があり、マイソール時間中だったので玄関で流しておいて、アジャストの合間に聴いていたのだけれど、想像以上にsweetな瞑想の誘導に魅せられた。それはサラ・パワーズの陰ヨガの誘導にも似ていて、まるでヨガクラスのようでもあったけれど、その柔和な顔つきにはダライ・ラマ猊下を思わせるものがあった。(と、老師の経歴を確認しようとUpaya Zen Centerのサイトを見に行ったら、His Holinessとのお写真が!)

それで、茶禅会の時間にみんなで老師のお話を聴くことに。しかし、同時通訳だと聞きづらいし、老師のナマの声も聞こえなくなってしまう。しばらくは録画が見られるようなので、またの茶禅会で「まとめ」として紹介することにして視聴を中断し、随聞記→茶話会→坐禅という、ふだんと違う順序で茶禅会を進行させた。

ヤル気の勢いで、この茶話会用に栗ご飯を炊いたけれど、お山で作ったようにはおいしくできなかった。圧力鍋で炊いたからだ。それでも、喜んで食べてもらえた。おやつ的な栗ご飯でも五観の偈を唱えていただきますをしたら、向こうのほうで熟睡していたはずの部長がムクっと起き上がってきた。おじいちゃんの鼻はまだまだお達者のようで......(でも匂いの元にたどりつけない)。

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くりごはんはどこじゃ〜クンクン


今また仏教(禅)とインド哲学の学びを深めたい気持ちが押し寄せているけれど、お寿司とカレーと鍋焼きうどんを全部一度に食べることはできないのだ(おにぎり2個とカレーは食べられるけどね)。落ち着け。冬になったらも少し余裕ができると言い聞かせているところ。(断食するとお寿司とカレーと鍋焼きうどんが全部食べられそうな気がしてくるけど)