CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

インド思想

2020年の「バガヴァッド・ギーター」クラス

6期目のギータークラスはこれまでで最も受講者が少なかったです。 毎年、最初は大人数でだんだん減っていく傾向が強かったのですが、最初から少なかったのは初めてでした。単にCHAZENだけのことなのか、ヨガの思想に興味を持つ人が減っているのか、どうなの…

いつも心に安らぎを

このところ、少しばかり心身を消耗していた。 新しいことを始めるときは流れが変わる。淀んでいたときならばよい刺激になるのだけれど、順調に流れているときはそこから不調和などの好ましくない変化も生ずるものだ。覚悟して決めたことなのに自分を疑ってい…

私とは何か

すっかり書きそびれていたが、先月「本のフェス」のイベントのひとつとして漱石山房記念館で開催された講演を聴きに行った。茂木健一郎さんが漱石について語るという講演だ。リアル茂木さんを見たのはたぶん初めて。何も期待を裏切らないそのまんまの人で、…

チャンティングは覚え歌

飛び飛びで開講となった「入門ヨーガ・スートラ」のクラスが昨日で終了しました。最後まで参加された方は、やはりこのクラスでの学びが実生活に結びついて、ものの見方、考え方の変化に手応えを感じているのだなと感じました。中でもシャウチャ(清浄)、サ…

難関の2年を越えて、新しく始まるスートラクラス

昨日でヨーガ・スートラの第二章前半が終了。 いつものシェアタイムに今年の学びをそれぞれ発表してもらいました。中にはビミョーに「ん? それなんか違うぞ」と思う理解もありましたけれど、全体的に私の意図した「アシュタンガヨガを続けていくための指標…

出会うというカルマ

第6期「バガヴァッド・ギーターを読む」の初回クラスは、史上最小規模でスタートした。だいたい初回は大入りだけど、残る人はわずかというパターンなので、今期は堅実に進むのかもしれないな。今日はかつて公民館でやっていた”チャミソール”時代の方が参加し…

歩んできた道のりを実感するとき

スートラクラスの船は、第二章の難所真っ只中を進んでおりますが、もはやクルーたちにとっては難所とはいえない模様です。今や、どんな浅瀬や急流も、すいすい手慣れた舵さばきで乗り越えられる。それで、ほとんどはギータークラスからの持ち上がりですから…

新しい年に

ヨガというのはただのいのちとなって「今ここ」に存在するプラクティス。 ですが、ま、私自身がなっとらんことを痛感した出来事がありました。今日のギータークラスで輪読の際、「落着き」を「らくがき」と読んだ人がいて、一瞬納得したあとに「ん?」......…

東京の空に思う

冬は早朝(つとめて)。 というだけに、今時分は朝6時半前後に空がとても美しく染まる。その刹那に練習している人に贈られるあたたかいエール。きょうも早起きしてよかったね。昨日、その時間が過ぎたあと、空に橋をかけるような雲が赤く染まっていた。虹み…

アシュタンガヨガは「目覚め」を遠ざける?

年内最後のヨーガ・スートラクラス。 本日学んだスートラが、「なんじゃそりゃ???」的な、解説なしに理解できたらもう参加しなくていいレベルの難しさであり、目が半開きになってきた人も......。が、難所を過ぎて、要諦部分にさしかかるや、人々は眠気よ…

ゆるされているし、解放されている

練習が終わったあとの帰り際、練習生たちが入り口で部長におやつをあげている。それぞれ思い思いにコマンドを出したり、「どっちの手に入ってるか?」などなさっている。Y嬢がマテをさせている。「ヨシッ!」という声が聞こえる。最後横になって休んでいると…

魂の成長で発酵するクラス

難しいとは言わせないと大見得を切った昨日のヨーガ・スートラクラスでしたが、結果は概ね良好で、どうやらサーンキャの二元論が各人の中にすーっとなじんでいった感触がありました。いやね、わからなくてもいいんです。 こんなの知らなくたって、全然問題じ…

休み明けのCHAZENあれこれ

素敵な休日を過ごしたあとは、いつものCHAZENの朝。やっぱりCHAZENの朝練は落ち着くなあ......。 休暇でエキサイトして仕事でリラックスという、あっちもいいけどこっちも好きよ的な、なんともありがたい我が身の上でございます。みなさんそれぞれが、それぞ…

気づきのシェアタイム

入門じゃない方のヨーガ・スートラクラスでは、前半が講義で、後半はお茶を飲みながらの「気づきのシェアタイム」にしています。最初のうちはあまり活発な発言がなかったのですが、徐々に興味深い発言が出てくるようになりました。先日a嬢がシェアしてくれた…

足るを知る

本日の入門ヨーガ・スートラのテーマは、アパリグラハ(不貪)について。 必要以上に所有しない。貯め込まない。貪らない。ということです。これまで取り上げたヤマ(禁戒)のアヒムサー(傷つけない)、サティヤ(嘘をつかない)、アステーヤ(盗まない)な…

カルマヨーガの極意

マイ田んぼのSOSA PROJECTでは、毎月第一土曜日に地域の草刈りや木の伐採など環境整備をお手伝いする里山活動を行っているのですが、遅ればせながらCHAZENもきのう初めてその活動に参加してきました。ボランティア活動は人気ないと思いきや、カルマヨーガの…

林住期の楽しみ

生やしてる白髪が伸びてきて、鏡を見ては「かっけえ〜」と悦に入ってるワタクシ。なぜ白髪が忌まわしいものだと思っていたのか不思議だ。いらないもの、いらない考えを捨てていくと人生はますます楽しいものになる。夜明け前に犬と散歩していたら、急に「あ…

まずアシュタンガ、次いでインド思想

最近、インド思想クラスのことについてあれこれ考えていたのですが、先日のスートラクラスにて「ここで私が伝えたいことがすんなり伝わるのはある程度の価値観というベースを共有できているからだ」と実感したのでした。つまり、そのベースがないとまったく…

欲がなくなると、欲に気づく

人間の欲について考える日常を送っていると、欲も実にさまざまあることがわかる。かつての自分は、常に「ひとかどの人間」になろうとしていた。それは多くの人が持っているであろうごく普通の、人間としての中身を充実させたいという欲望であり、それを向上…

自我意識林高美から薄美へ

人間は人からほめられると喜び、けなされると不快になります。人からどう見られるかという評価を気にしたり、誰かに認められたい、わかってほしいという思いがあります。それは<私>という意識、つまり自我意識があるからなのですね。以前書いた私の悩みも…

なんでもなーい!

先日、図書館の入り口で、小さい子どもを二人連れた若いお母さんと、歩行の補助用カートにつかまっている80代くらいの女性が立ち話をしていました。「子育てなんか、なんでもなーい!」年配の女性がカラっと言いました。 「子どもなんて、すーぐ大きくなっち…

インド思想が視点を変える

さて、前回の続きです。chazen.hatenablog.com前回は「今、ここで、この時に在る」実践をすることが考えすぎ傾向の人に有効だと書きましたが、私の場合はその実践の背後にある思想を知ることで終わりなき堂々巡りの出口が見えてきて、より平穏な毎日がもたら…

今に在ること

先日書いた記事の続編です。読んでない方はこちらからどうぞ。 chazen.hatenablog.comあれこれ悩んだ若き日の私が最初にとった解決法は「寝てしまう」ことでした。 考えても仕方のないことをとめどなく、際限なく考えてしまうときは、とりあえずその問題は明…

はじめに悩みありき

アシュタンガのおもしろさは比較的簡単に伝わりますが、インド思想のおもしろさに共感する人の割合はガクッと下がります。それだけに、共有できたときは通じた喜びもひとしおです。趣味の領域でおもしろいことは単に好みの問題なので、興味のない人に語った…

一日いちスクリット

いよいよ台風12号の雨風が強まってきました。今日は講演会を聴きに行く予定でしたが、台風で延期になり引きこもりの一日となりました。そういえば、8月の下旬までは予定がほとんど入っていません。田んぼの作業は9月の稲刈りまですることがないですし、高く…

不動のスートラクラス

第二章に入ってから4回目のスートラクラス。サンスクリットのチャンティング練習および内容の解説をしてから、お茶の時間、そして「気づきのシェアタイム」という流れもすっかり定着してきました。前回までのおさらいをしながら少しずつ進んでいるので、ひと…

やっぱりギーター

突然やる気になって開講を決めたバガヴァッド・ギーターのクラスは、三連休ということもあり、参加者が少なかったけれど、そして例年は2回に分けてたものをまとめて1回でやったから、私がだけがしゃべりまくる感じになったけれど、うーん、ギーターはやっぱ…

意識谷高子のヨーガ

昔はヨガマット持って歩いてるのがファッションだったんだよねー。という話をしていたら、某嬢が教えてくれたのです。ヨガマット持ってる意識谷高子のことを。テレビ見ない私は、柳原可奈子というお笑い芸人がいることすら初めて聞いたわけですが、思わずグ…

ひとの成長がヨロコビ

本日から装いも新たにスタートした「ヨーガ・スートラ入門」のクラス、蓋を開けてみたら、意外にもヨガ歴の長い人がほとんどでした。こちらの意図としては、昨日や今日始めた人でもわかるようにと思っての入門クラスなのですが、やっぱり興味を持つ人は、あ…

受け容れたとき、ラクになる

植物や動物を育てたり、田んぼで米を育てたり、何かを育てるのが趣味な私は、最近白髪を育てています(育てなくても自然に生えてきますが)。いつもは1〜2カ月ごとにヘナでトリートメントをして、白髪を赤く染めているのですが、白髪の密集地帯の分量が増え…