CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

アシュタンガヨガというお掃除システム

本日のヨーガ・スートラ入門のクラスは、主にニヤマのシャウチャ(清浄)とサントーシャ(知足)について学びました。

みなさんだいぶアシュターンガすなわち八支則について馴染んできたようで、サンスクリット語の用語とその意味がすっと出てくるようになっています。意味もさることながら、まずサンスクリット語の音に親しんでいただきたいと考えているので、該当のスートラをひたすらチャンティングするところから始めています。これインド式です。

たとえば「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり......」というのを耳で聞いて覚えているように、ヤマニヤマーサナ......という音をチャントし続けることによって身近なものにする。

その上で意味について理解していく。
ふーん、なるほどと思ってまた日々の練習に戻り、しばらくたつと、ああ、そういうことだったのかと頭で理解していたことが腑に落ちてくる。そういうことを繰り返していくわけです。


シャウチャというのは身体の外側を清潔にすることはもちろん、環境(家とか部屋)をきれいに整えることでもあります。家の汚れは心の汚れという話も出ましたけれど、直結しているのですね。そして、目に見えない汚れつまり体の内側の汚れを落としていくのがアーサナの練習です。

アシュタンガヨガの朝練は偉大な浄化のシステムです。ヴィンヤーサによって熱をつくり、汗を流して毒を出し、身体を内側から洗浄します。これが病気を防ぐのでプライマリーシリーズにはヨーガ・セラピーという名前がつけられています。

内部の浄化が進むと、今度は感覚器官が浄化されていきます。そして気づけば心まできれいな人間になっていた、という筋書きです。ただし、ここには落とし穴があって、浄化の道具であるポーズに執着してしまうと、本来の目的から遠ざかることになる。

今日は初めての男性アシュタンギが参加してくれたのですが、私がそのへんの手厳しい話をするので、彼がもう二度と来てくれないんじゃないかと他の参加者が心配していました。

なんで厳しいことを言ってしまうんでしょうねえ。女性に対しても同じだけど、もっとやさしく、女神様のように接したらいいのにねえ。


あなたはそのままでいいのよ


みたいなね。

いや、そのままでいいんですよ。ほんとに。みなさん。

でもそのままでよければ、CHAZENに来ないですもんね。


まずは練習を楽しんでください。アーサナの練習を特別なイベンドではなく、毎日お風呂に入ったり、歯を磨いたりするのと同じような生活の習慣として行っていると自然に浄化が進んでいきますから。


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あなたはそのままでしかいられないものね