CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

コラム再録 #2 一汁一菜がよい

私の健康を支えていたライフスタイルはかなりオリジナルで、超朝型の1日2食。しかもその2食が時代と逆行するかのような炭水化物中心でした。長いこと試行錯誤を繰り返し、「侘び飯」がもっとも自分に合っているという結論に至ったのですが、ホームレス生活で「侘び飯」は難しく、いとも簡単に体調を壊すことになったというわけです。

お山の家を片付けているとき、試そうと思っていた漢方薬がごっそりそのまま残っていて、体調のよい毎日だったことを思い知らされたのですが、ホームレスになったとたん、片端からまた試すという始末。

風邪も治り、体調は戻りましたが、どうもいつものようには食べ物がおいしく感じられません。食べることの好きな私らしからぬ事態です。そんなこともあって土鍋のごはんが恋しく感じられたのだと思います。もし京都の朝ごはん屋さんで私の侘び飯定食を出したら、お値段¥2,700くらいはしまっせ。よろしおすか?

コラム再録は土鍋飯を。時系列ではなく、アトランダムでお届けします。

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うどんか蕎麦ばかりの毎日ですが、麺類が食べたいのは、出汁の効いた温かいつゆを欲しているのです。まだなくなっていなかったいつものお蕎麦屋さんでいただいた、いつもの「しっぽく」がありがたかったです。この大きなどんこ椎茸の旨みったら......。

この焼きかまぼこも一味違う


京都では年配の観光客をほとんど見かけません。外国からの若い人が多いせいなのか、はんなりした京都らしい食事よりも、ステーキとかハンバーグとかのこってりしたメニューが目につきます。