山の分校
山ノ分校ニ居リマス。このフレーズもこれで最後。 山の分校とは明日でサヨナラです。 星の王子さまと同じように、犬の王子様もここを去らなければなりません。 王子様とバラ...... この1年、神楽坂であちこちのお店が消えていくのを寂しい思いで眺めてきまし…
山ノ分校ニ居リマス。実にほぼ2カ月ぶりです。ひと月以上空けたのは初めてのことで、トイレのタンクに虫の死骸がいたりしてびっくりです。そして庭は昨年の冬とはまったく違う景色になっていました。雪が降ったあと溶けた水が凍って、スケートリンクのように…
毎日やることが追いつかずあたふたとしております。 8周年のイベントが終わったら余裕ができると思ったのは早計で、保留にしていたことをこなすこともままならないうちに、次々に新しい課題が出てきます。こういうとき、天然で「のほほん」としていられる人…
分校ステイは当面お休み中ですが、この週末だけ臨時でゲストをお迎えしました。上がってきたリクエストが「山歩き」だったので、もろもろ条件を考慮した結果、小浅間に登ることになりました。短時間で手軽に山頂まで行けるコースなのですが、スタート地点の…
お山では栗が終わって紅葉真っ盛り。 真っ青な空と浅間山からちょっとだけ出てる白い雲、そしてモミジの赤と黄色。秋は早足で過ぎ去ろうとしている。みんなそうだと思うけど、ウインドウショッピング的なことをしていないから寒くなって着るものがない。時間…
たった1日の断食後は、あらゆることがいい流れに乗っているような気がします。肉体的にも快調であるばかりか、精神的にも気力にあふれ、かつ穏やかで安定しています。いつもの自分に戻っただけなのですが、いろいろがうまくいっています。今回の伐採も然り。…
今日はぐっと寒くなりましたね。 朝はさほどでもないかと思ったのですが、午前中散歩に出たら寒い。シューさんに採用したベスト型ハーネスのおかげで私が普通の速度で歩けるようになったにもかかわらず、カラダがあたたまらず。結局、日中もずっと薪ストーブ…
昨年は9月には冷え込んだお山なのに、今年はあったかい。 もう大丈夫だろうとネット付きの帽子をかぶらないで作業していたら、おでこを蚊に刺された。靴下の上からも。10月の軽井沢で.....!寒くないけど、棚に収まりきらない薪を早く片付けたいのでストーブ…
犬に関心のないシューさんだけど、子どものころからなぜか大きい犬には興味をもち、親しげに近寄って行ったりするところがある。先日イングリッシュセッターのS嬢とA丈宅にお邪魔したときのこと。 やっぱりすんすんと匂いを嗅ぎに行くシュー、そしてそれをあ…
朝3時半ごろ外に出たら、うっすらと雲がかかった空にぼんやりと明るい光。きのうは満月だったけどまったく月が見えなかった。そのうち少しずつ雲が切れて、ところどころの雲間から星が見えた。シューさんの脚を拭いていると、木々の間にまんまるお月さま。ほ…
まだ肌寒い早朝に分校を出て、朝からあっつあつの東京に戻ってきました。 頭がボケボケなのは暑さのせいもありますが、考えすぎていたせいで大事なことがぼんやりしてしまったのでしょう。分校で陰ヨガの話をしていて毎年「夏の疲れをとる陰ヨガ」をやってい…
昨年は毎回のようにシカに出会ったけれど、今年は一度だけ。 7月の早朝、ひとんちのお庭を眺めながら歩いていたので向こうのほうが先に気づいて固まっていたみたいだ。ちょっと先でキャヒーンと泣き叫んだ声で気づいたら、ダッと走り去るシカの後ろ半身が見…
さすがにお山も暑くなり、持病である夏の病で半日は倒れております。しかし、倒れている場合ではありません。1週間後にはもう神楽坂でマイソールが始まるのです。「毎日やるのがアシュタンガ」のもと、フルパスオンリーのマイソールクラスになってから1年。…
お盆休みウィークの初日、朝イチで発地市庭に買い出しに行ったら混雑しており、レジは長蛇の列。電車通勤しない私にとってはコロナ後初の「やや密」状態でした。帰ってきていつもより念入りに鼻うがいまでしたのですが、ほどなくして頭痛が。まさかさっき感…
なんだかブログが書けません。時間の問題ではなく心境的に。書きたいこと、感じたこと、考えていることはあるのですが、言ってはいけないような、書いてはいけないような、見えないものに制止されているような感覚があるのです。こういうことは14年のブログ…
浅間山の向こう側から、叔母と従姉妹が訪ねてきてくれた。 ほぼ強制的にCHAZEN米のランチを食べていただく。久しぶりに会って普通によもやま話をしていたのだけれど、二人とも2カ月のステイホームで体重がかなり増加したそうで、特に叔母は着る服がなくなる…
今回のステイもぐずついたお天気を覚悟していたけれど、ゲストを迎える準備をしていたら晴れてきた。ということで部長のお留守番が決定......。 ストーブの上に花を置けるのも今だけ 信濃追分駅でゲストをピックアップ。久しぶりの青空のなか、窓から入って…
平均的には一学期が終わって夏休みに入ったとたん炎天下になるはずなのですが、梅雨が明ける気配すらないのは、海も山も花火もお祭りもない、年だからでしょうか。いや、学校が夏休みにすらならないからでしょうか。そんな雨続きの中、夏の分校ステイ最初の…
ごきげんよう。 夏の分校滞在3日目となりました。 コロナもひどいけど、とにかく長梅雨がひどいです。昨年もでしたが、今年はそれを上回っています。 今朝のビミョーな空 きのうの作業はまず、浄化槽の上のコンクリートに2センチくらいたまっていた泥を掻き…
(私が書くまでもなく)感染が拡大しています。 緊急事態宣言解除になった当初、山籠もりでたまっていた用事や買い物のためによく出かけていましたが、電車も街もガラガラでした。もう鬼がいなくなったとばかり人々が外出するようになったら、たちまちこうな…
昨年突如として現れたCHAZENのリトリートハウス改め山の分校は、当初周囲を沈黙させるほど不可解な存在に思われていました。私の頭の中も行動も理解を超えていたのでしょうが、孤立無援とか四面楚歌という言葉が浮かぶような心境でした。そんな中で「森のイ…
山ノ分校ニ居リマス。梅雨入りしてお山は大雨でした。2週間留守にしている間に雑草がたくさん出ていて、すぐにでも外で働きたいところですが、がまんがまん。大雪とか大雨の日に到着することが多い さて、本校へ戻ってから数日は「ここはどこ?」状態だった…
お山では目に見えないグルからたくさんのことを教えていただきました。そうしたら......。 こうしようああしようという思いがどんどんなくなって、いろいろがどっちでもよくなったのでした。もちろん投げやりな意味ではないのですが、いつもパッションで動い…
お山から下りて来る日。 駅までは歩くと決めていました。アップダウンの厳しい別荘地内を毎日ランニングしている人を見ていたら、時間だけはふんだんにある今、5キロくらいの道のりにタクシーなど呼ぶ意味がわからない。しかし、あの、大雪の翌日に歩いたと…
ごきげんよう。 いよいよこれが最終回。59日目の山籠もり日記です。お山生活ともお別れか思うと、鳥たちの声も木々の緑も、なおさらに、ことさらに、愛おしくてなりません。みんなみんな分校のCHAZEN生なのです。先日アン・サリーの曲を聴いていて、突然ハッ…
ごきげんよう。 自分の体ほどの虫を運んでいるアリを見ると、お手伝いしましょうかと声をかけたくなる。57日目の山籠もり日記です。オンライン茶禅会でした。茶禅会としては新鮮な顔ぶれでありながら、オンラインとしては前回からの続きとなっていて、オンラ…
ごきげんよう。 トルティーヤ鳥がにぎやかにさえずるアミーゴな朝。56日目の山籠もり日記です。シューさんの早起きがエスカレートして、今朝は2時半に振鈴ならぬシュー鈴です。禅の旅で行く天龍寺さながらの早起きです。師匠の言うことには逆らえませんので…
ごきげんよう。 鳥の声が「トルティーヤ♪」と響く朝。54日目の山籠もり日記です。ぐずつくお天気で再びストーブを焚く毎日です。今日は特に寒い。湯たんぽをくるんでいた毛布にしゅーたろさんを入れてやったら、気持ちよさそうに寝ています。ほんとは自分が…
ごきげんよう。 ガテンな仕事は雨が休業日。52日目の山籠もり日記です。植物たちは雨でうなだれていますが、同時にエネルギーを蓄えてまたひとつ成長していきます。オオデマリの花が白くなってきた 今日の雨は明日のパワー。目に見える事象に惑わされずに、…
ごきげんよう。もはや都会で暮らせる気がしない。50日目の山籠もり日記です。雨上がりの朝。色の組み合わせにハッとさせられる 靄がかかった森の美しさよ。東(裏)側の小山 ようやく晴れ間が出てきたころ、オンラインでの「みんなのバガヴァッド・ギーター…