リトリートの2日目。
早朝の坐禅、散歩、マイソール練習が終わったあとは、パンで朝食、片付けと掃除ののち、30分ほど外で作業してお昼ごろに出発。昨年大人気だった軽井沢発地市庭で高原野菜などおみやげを買ったあと、そういえばちょっと気になるお店があるんだったと寄り道。
以前、道を間違えて店の前を通ったごはん屋さん。
土曜日のお昼時だから混んでいるだろうし、そもそも犬と入れるテラス席があるのか確かではないので、斥候を差し向けてみる。混んでいるみたいだけれど犬連れOKとのことで、池のあるお庭がすてきだし、なにやらかわいい犬が遊んでいるのが見えたので立ち寄ることに。
お店の中に入ったら、なんで気になっていたのかを思い出した。かまど炊きのごはんで、ごはんの朝食を提供しているからなのだった。そして、確か自家製のお米だったような......。順番待ちしている間に外に出たら、田んぼがあることに気づいた。田んぼメンバーでもある一行はがぜん興味を抱く。
お店の人がテラスに席をつくってくれて、さっき朝ごはん食べたばかりだけど、もうお昼ご飯よ。ワタシ的には、お米はベツバラに入るからー。
リトリートは1日1〜2食のプチ断食ベースで考えているのだけれど、試運転は図らずも3食しっかり食べることに......。
さて、メニューには合鴨農法でお米を育てていると書いてある。田んぼのほうを見ながら、合鴨はどこにいるんだろうねえと。それらしき生物は見えないので今はもういないのか、ただいま休憩中なのかと気になる。向こうのほうに小さな小屋のようなものがあるので、もしかしたらそこにいるのかと食べ終わってから偵察に行ってみた。
残念ながらそこにカモの姿はなかったけれど、その隣のビニールハウスを見て一同はおったまげたのであった。それは千葉ではオダと呼ぶ、稲を掛けるためのハザがおいてあるビニールハウスだった。
これはいったいどういうことなのか？
なぜ今の季節に稲が干してあるのか？
ナゾだ。
田んぼのほうへ回ったが、カモらしき生物の姿は見えない。夏休みでお出かけしてるのかなー。
と、その時......
「いたっ！」
子ガモを引き連れてお仕事してらっしゃった。
見えないので拡大すると。
来年はCHAZENの田んぼにも出張してくれないかなー。
実はこの晩はホタル鑑賞のイベントに申し込んでいた。台風のため予定を切り上げたのでキャンセルすることになったのだが、軽井沢で里山を体験できるようさまざまな活動をされている団体の主催するものだった。SOSA PROJECTのような活動をされている人たちが軽井沢町内にいるということ自体が興味深く、いつか見に行ってみようと思っている。
ガイドさんが見つかれば、自然の動植物を観察するようなプログラムを取り入れるのもおもしろそうだ。いろいろなことができそうで妄想の花が開く。
今後のリトリート情報に乞うご期待。
