CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

阿吽の呼吸で

CHAZENのお米で作ったお粥で、食べる禅の会を行いました。

今回は略式のお作法でお粥をいただいたのですが、星覚さんと事前の打ち合わせはせずに阿吽の呼吸でやりましょうということになっていました。メールでも細かいことはやりとりしなかったのですが、ほぼ思ったとおりの進行でした。

もうちょっと緊張感があったほうがいいようにも思いますが、今までさまざまなワークショップや坐禅会を行ってきただけに、詳細打ち合わせる必要がないのです。というよりは、打ち合わせてもええ?っという展開になることもありますしね。

話は変わりますが、おとといCHAZENの練習生I丈によるお芝居を観に行きました。
きのう田んぼに行く道中で、同じお芝居を別の回に観た人たちとどこにウケたかという話をしていたのですが、その場にまだ観ていない人もいたので、ネタバレにならないように、詳細を語ることはしませんでした。それでも、同じお芝居を観た人とはキーワードで通じるので、「ラー油」とか言っただけでもうめちゃくちゃ笑えるわけです。

ナニカを共有するということはそういうことです。


ワークショップのあと、星覚さんと少しおしゃべりしていたら、普通はなかなか人に伝わらないことがスルスルと通じるので、胸のつかえがとれたような、くつろいだような気持ちがしました。

たぶんそれが「只管打坐」であり、「毎日やるのがアシュタンガ」ということなのですが、これがなかなかわかってもらえないので、もどかしいのです。隔靴掻痒です。でも、無理もないことです。頭では理解しえないことなのですから。実際に「只管打坐」や「毎日やるのがアシュタンガ」を実践しない限りわからないのです。

「やってもなにもならない」坐禅をやるとどうなるのか、体感するところまで実践しない限りわからないんですね。

ああ、もうこんなこと書いている時点で、わけわからない感たっぷりですよね。


しかし、私はこれを多くの人と共有したいのです。
以心伝心で、不立文字で、ビビビッとわかり合いたいわけです。

なぜってそれが通じるようになると不安がなくなっているはずです。
迷い、惑い、揺れる心が静かになり、大きなものに護られているような安心感に包まれます。


今の私にできることは地道に茶禅会を続けていくことです。
アシュタンガと同じように、ただ「行」を続けるだけです。

よくわからないけれど試しに坐ってみようという方はぜひ。
そして今年茶禅会に来ていただいた方には星覚さんからプレゼントを預かっていますので、次回以降の茶禅会で受け取ってくださいませ。

こちらは「禅の旅」参加者にはすぐ通じるアレです。

ふふふ......


ネタバラシ

chayoga.exblog.jp

冷たい雨に打たれて......

ごきげんよう。あくまで昭和ソングなちゃみこです。

本日は田んぼの片づけと大豆の収穫、および里山活動でご奉仕の日でした。
予報では午後から雨とのことでしたが、朝早くから作業して午後いちで帰る段取りだったので、心配はしていなかったのです。

が、朝から雨。
東京はみぞれ、横浜は初雪だったそうですが......。

着いてみると、田んぼに置きっぱなしになっていたオダがありません。手前の大豆は見事に刈り取られています。

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左側の畔に植えた大豆をチェック


事情がわからないので、とりあえず残っていた大豆を引っこ抜き、豆をハサミで切り取る作業をしたのですが、手はかじかんでうまく動かないし、薄いゴム長靴「みのるくん」を履いた足はどんどん冷たくなっていきます。

これ以上雨の中で作業をしてはいけないと判断し、里山活動を不参加とし、スタッフが到着する前に引き揚げてきました。

あまりにカラダが冷え切ってしまったので、海のほうにある温泉を目指します。2年にわたって匝瑳市に通いながら、一度も海を見たことがなかったので、まずは海を見てみようと。

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海だー!


雨の中、部長も寒そう......。

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置いていかれるよりマシさ


もいちど凍えておいてから、いざ温泉へどぶーん。
冷え切っているのでなかなかあたたまりません。ただただひたすらお湯に浸かってなんとか人心地がつきました。

田んぼ作業はいつだって暑さとの戦いだったのに、冷えで退却することになるとは......。
きちんと片づけて、ちゃんとご挨拶もして終わりたかったのですが、なんだかシマリのない形での最後になってしまいました。


CHAZENの部活「コメコメ倶楽部」はこれにていったん活動終了です。

最後美しくは終われなかったけれど、特に今年はたくさんの方が田んぼに来てくれて同じ時をすごせたことはちょっとした宝物のように感じています。誰かを助けたり、助けられたりしながら一緒に何かをするのはいいものです。その上おいしいお米も食べられるなんて。

田んぼからは実に多くを学びました。
期せずして、これは軽井沢へのステップだったのかもしれません。

ご協力いただいた皆々様に厚く御礼申し上げるとともに、田んぼでの経験がこれからの人生に役立ちますように。

2020年の「バガヴァッド・ギーター」クラス

6期目のギータークラスはこれまでで最も受講者が少なかったです。
毎年、最初は大人数でだんだん減っていく傾向が強かったのですが、最初から少なかったのは初めてでした。単にCHAZENだけのことなのか、ヨガの思想に興味を持つ人が減っているのか、どうなのでしょう。雑誌はもちろん、SNSもまったく見なくなったので、ヨガ界NOWみたいなものを感じる機会がありません。

それでもちらほらとお問い合わせはいただくので、来年も開講する予定でおります。
インド思想の基本というか、ざっくりとした全体をつかむには、やっぱりギーターがいいと思っています。

CHAZENで行うのは学術的な文献の購読ではなく、ヨガとは何であるか、ヨガの何が重要で、そこから何を学ぶのかについて、日常レベルに落とし込んで考えるクラスです。ヨガの本質については、じっくりと年月をかけて実践していかないとわからないのですが、単に長年ポーズだけを練習していたのでは、もったいないです。

インドのヨガ思想を真に理解できなくても、ギーターをじっくり読んでいけば、そのぼんやりした輪郭とか、おおざっぱな方向とかが、たとえなんとなくであってもわかってくるように思います。

ヨーガ・スートラのクラスは来年から少し踏み込んだ内容になっていきますので、最初の年はギーター、次にスートラ、あるいは最初からギーターと並行してスートラクラスを受講されると理想的です。


来年は初の試みとして、第1回から3回までを一括りのターム(1学期)として受講生を募集します。
希望者が少ない場合は開講を延期する予定でおりますので、お申し込みはお早めにどうぞ。

アシュタンガをやってない人も、ヨガをやってない人も、初心者も再履修者も受講可能です。

www.chazenyoga.com


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7周年の日(11月21日)にいただいたお花が今なお香っていて癒される

百聞は一見に如かず

こないだのリトリートでは、鼻うがいの実習をした。
ジャラネティといって鼻に塩水を通す浄化方法は風邪予防や花粉症の軽減に効果的なので、やるといいよって普段から事あるごとに言ってたのだけれど、やってる人がいなかった。鼻に水を入れるなんて怖いとか、プールや海でのツーンとした経験から痛いんじゃないかとかで敬遠していたようだ。

興味と恐怖の入り混じる中、実習に臨んだ人たち。

洗面所の前でかがんで顔を横に向け(ちょうどトリコナーサナで上げた手を見るような角度)、ネティポットの先を上になった鼻の穴にあてて水を通す。

はい、じゃ、やってみて。

横に向けるのは顔なんだけど、なぜか洗面台に対して横向きに立ったり、不自然にカラダをねじっている。そして、おそるおそるネティポットを鼻にあて......ムダにむせている。

どんだけ腰が引けてるんだーと大いにウケる私。

実際やってみればまったく痛くないわ、乾かした後のスッキリ感がハンパないわで、それまでの不安が一気に解消。朝の呼吸法の時間も、アシュタンガの練習のときも、とても呼吸がしやすかったと大好評であった。


次回の参加者にそんな話をして、やってみる?って聞いたら、やっぱり痛そうだからとドン引きだった。


なんで鼻うがいごときにビビるんだ?


なーんもこわぐねど。(何弁?)


ジャラネティが痛くないのは、体温程度のぬる湯に塩を入れた「生理食塩水」を通すからである。つまり、体液に近い浸透圧であれば特別な刺激は感じない。

ぜひ体験しにいらしてくださいませ。


もひとつ、いたずらに恐れられているのが圧力鍋。

リトリート中のスタッフは私ひとり(全業務担当)なので、料理に専念していられないこともあって今回から圧力鍋を導入した。圧力鍋歴10年くらいになるけれど、短時間で手間も燃料も省けるし、玄米はもちもちに、煮物は柔らかくなって重宝している。

でも、これまた少なくない人が、シューッという音が怖いとか、バクハツしそうとか、手入れが大変そうなどのイメージをもっているんだよね。

大丈夫だー。
なーんもこわぐねど。


ただ、私にも思い込みがあった。
圧力鍋は諭吉さんが2〜3枚飛んでいくと思っていた。
それが、英世さん3〜4枚で買えたんですよ、奥さん。

そんなに安くて大丈夫か?と思うけれど、東京で使っているフィスラーよりもむしろ圧力調整が簡単で使いやすいし、おいしくできる。音もまったく気にならない。(パール金属という国産メーカーのです)

この圧力鍋で作ったキチュリには「おいしい♡」が100くらいついた(盛りすぎか)。
蓋を開けたときの、檸檬色のおかゆがまだクツクツと煮えていて、ふわーっとギーの匂いがした図がまぶたから離れない。写真撮り忘れたけど。

圧力鍋があれば、練習生が太陽礼拝している15分くらいの間にちゃっちゃっとおかゆを仕込んだり、ポタージュにする野菜を仕込んだりできるから、もっと早く導入すればよかった。


思い込みって強力なんだよね。
大丈夫だよ〜って言っても、大体の人はまだ疑ってる。
実際にネティをやってみるまでは疑ってる。
実際に使って圧力鍋がこわくないのを見るまでは疑ってる。


ネティやるといいよって100回聞くよりも、リトリートで1回体験すればいい。

百聞は一見に如かず。


理論はさておき、実習と体験で、頭はさておき、五感で楽しむリトリートです。
ご参加お待ちしております!


おでにもおかゆをくでよー

I have a dream!

この春に森のリトリートプロジェクトをスタートさせたことは、どうやら私が想像していた以上に練習生の心をかき乱していたようだ。CHAZEN消滅の危惧を抱いたらしい。

私自身はまったくそのつもりがないので、最初からあっけらかんとリトリートハウスを買っちゃったよなんて話していた。もし、CHAZENをたたむような意図があったとしたら、たぶん誰にも言わずにそっと進める。もしくは、最初から胸の内を吐露していただろう。

もちろん、将来的に家賃の高い東京に住み続けることはない(できない)と思っているし、ゆくゆくは自然のそばで暮らしたい。ただ、ポンコツとはいえ一応まだカラダも動くし、年金をもらうほどのトシではないので、隠居とか引退までは考えていなかった。

でも、それは私の勝手な解釈であって、少なからぬ人がちゃみさん引退して山に移住するのでは?と考えたみたいだ。


うーん。申し訳ないことをした。

毎度毎度、お山の話ばっかりで、アシュタンガヨガのことや、神楽坂のCHAZENに興味を失っているかのようにも見えたかな。

たぶん神楽坂のCHAZENは、ある意味で成就してしまったのかもしれない。「毎日やるのがアシュタンガ」が浸透し、インド思想や禅でヨガへの理解も深まり、田んぼ活動を通して横のつながりもでき、まさに私の考える理想のサンガができあがっている。

そう、今のCHAZEN生はみなデキのよい、つまりは手のかからない子どもたちなのだ。

だから父さんは少し家を離れて、次のミッションに向かっているんだよ(なぜ父さん?)。

I have a dream.  by Martin Luther King


多くの人の毎日が幸福になったら。
もっとテクニック以上のヨガを伝えられたら。
毎日CHAZENに来られない人にも伝えられたら。


その答えがリトリートなの。

リトリートのよさは、レクチャーを超えた学びや気づきにある。

私は何かを教えているようではあるけれど、単に自分の経験を話しているにすぎない。
実はその内容はどうでもいい、というか大したことはない。
ただ、受け取る人がそこから何を感じるか、何を気づくか、だ。

同様に、自然の中に身を置くことで何を感じるか、
一緒にご飯を作ったり、掃除したり、草取りや落ち葉掃きをすることで、それぞれが何をどう思うか。

リトリートの教えはそれらの中にある。
合宿という形をとって、私だけでなく参加者どうしが同じ時間と経験を共有するからこその教えだ。

今月のリトリートには、いつもCHAZENで練習している人とそうでない人が半分ずつの4人が参加した。アシュタンガ経験や年齢もそれぞれ違うのだけれど、そこには新しい出会いから得る刺激と同時に思いやりに満ちたサットヴァな雰囲気があふれていた。

私は指導者のようなフリをしているだけで、ほんとうの師はあらゆる存在すべてであり、自分自身である。

リトリートはそういう出会いももたらしてくれる。


とはいえ、神楽坂あっての軽井沢。
「毎日やるのがアシュタンガ」があってこそ、リトリートの教えが活きるのだ。
冬の間はお山に行くのも控えめになるので、神楽坂でじっくり新しいスートラクラスの準備などするつもり。
まだまだ神楽坂のCHAZENやる気マンマンなんですけど、いいですか〜?

そして、新年と春先は初心者向けコースの季節。
来年こそはマイソールデビューしたいと思っているあなたへ。1月5日スタートです。ぜひどうぞ。

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それからシーズン最後のリトリート、実施は確定していて、まだ空きもあります。こちらもぜひに〜。

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サヨナラ暗杉くん

伐採は立ち会う必要はないと聞いていたのでお任せにしていたのだけれど、着いたとき、庭がずいぶんすっきりしていると思ったら、暗杉くんが倒れていた。なんと間の悪いことにリトリートと作業の日がかぶってしまった。

事前に予定を伝えておかなかった私がいけないのだけど、事情を話したらその日は主にチェーンソーを使わない作業に、翌日分の作業は月曜日に延期という対応をしてくださった。静かなはずのリトリートが台無しになるかと案じたが、室内にいる限りさほど気になるような音ではなかったし、逆にゲストにも貴重な伐採の瞬間を見てもらうことができたので、結果的にはその日でラッキーだったのかも。

伐採の方法としては、3方向にロープで縛っておき、チェーンソーで切れ目を入れてから、倒す方向のロープを引くというものらしい。

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向こうに倒れているのが暗杉くん


レクチャーを中断し、一同固唾を飲んで見守る。

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ドドドドーン!


大きな地鳴りを響かせて倒れる様は圧巻であった。


ところで、この栗の木にはかなり年季の入った藤蔓が、かなり離れたところから巻きついていた。

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いったいどうやって巻きついていったのだろう......


元をたどっていくとジャングルのように蔓がからまっている。そして、斜めになった木の途中になにかいるぞ......

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ぐるぐるびよよーん


その正体は....

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こ、こやつ、すごいところにおる......笑



さて、こちらは在りし日の暗杉くん。

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暗すぎる感じがイマイチ出てないけど


空をさえぎり、庭いっぱいに影を落としていたのだよ。

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一目瞭然


暗杉くんには非はないのに悪者扱いしてごめんよ。
でもキミが犠牲になってくれたおかげで、室内から空が見えて、向こうにある原生林が眺められるようになったんだ。

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すっきり


ありがとう。
キミのことはずっと忘れないよ。存在感が大きかったからね。


半年かけて庭を片付けて、やっとスタート地点に立てた。
これから来年のリトリートに向けて、デッキを作ったり庭を整備していこう。

そして、伐採した木の薪割りが待っている!

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太くてなかなか手強そう

主役は薪ストーブ

10月の台風19号で中止になった「アーユルヴェーダ なリトリート」のリベンジ成就。台風を思えば開催できただけでありがたいが、あんなに晴天続きだったのに、天気予報にも裏切られて二泊三日がずっと雨......。またしても雨に祟られるとはね。

それでも帰る間際にようやく空が明るくなり、落ち葉の掃き作務と散歩もできたのでよしとしよう。


残念ながら浅間山は雲に隠れていたけれど。

Sunday Parkの展望台


しかし、そんな悪天候とはまったく反対に、リトリート自体は日本晴れ。
アシュタンガを始めてまだ1年経っていない某嬢はとにかくすべてに感動していたし、古参のお姉様方もアーユルヴェーダの実習にビギナーズマインド全開な興味深さで反応して、帰ったら早速アーユルヴェーディックな生活に突入する気マンマン。

Yes!

9月から数えて3回目になるが、毎回参加者が大喜びしてくれるのを見て私の心も日本晴れ。
春から夏にかけて、何年分も積もった落ち葉を片づけながら、腐ったウッドデッキを解体しながら、虫に刺されながら、もしかしたら自分がとんでもない間違いをしているのではないかと心が曇ることが何度もあったからね。


環境、静けさ、学びと気づきなど、私自身のハートに響くことはゲストにも同じように響いている。中でも特に、みんながみんな100%喜んでくれるが薪ストーブ。3日間降り続けで外に出られなくても、これさえあればアウトドアが感じられる。

今回は東京から参加者とともに森入りしたのだけど、到着時の室温が4℃!
何はともあれ、着火マンになり切ってストーブをガン焚きし、ストーブのまわりに座ってアーユルヴェーダの基本をレクチャー。

アーユルヴェーダでは「食べたものを消化しきること」が重要だという話をしている側で、順調に薪が燃えて部屋を温めており、アーマ(未消化物)を減らすよう消化の火を燃やすことのたとえとして、高温で上手に薪を燃やすときれいな灰になるというデモンストレーションを目の前で展開してくれた。

その後、無塩バターからギーを作る実習。薪ストーブの熱でチャレンジしてみた。コゲないよう網を敷いたりとったりして慎重に。ちょうどよい火加減だったようで、きれいなギーができた。

いい匂い〜


夕食には上州の郷土料理「お切り込みうどん」をこれまた薪ストーブ調理で。

おいしくてあったまって消化にいい


インドやスリランカ料理だけがアーユルヴェーダではなく、むしろ、その土地にあったものを食べるほうがアーユルヴェーダの理にかなうはず。(翌日はキチュリというインドのお粥を作ったけどね)

煮込んでいる間に、簡易のドーシャチェック中。

部長殿のあっためにはヤッケに湯たんぽで対応


このころにはだいぶお部屋もあたたまってきた。
2階はすでにぬくぬく。


翌朝の呼吸法と瞑想もストーブを囲んで。
薪の燃える音だけが聞こえる静謐はそれだけで瞑想状態へと誘う。インドでは火は最高の浄化具であるからして。


私自身のお遊びと思っていた薪ストーブだけど、実はみんな大好き薪ストーブ!
ずっと見ていても飽きない最強の癒し。

今回のテーマであるアーユルヴェーダ的に考えると、人は五元素すなわち空・風・火・水・土に癒されるのかもしれない。ほかならぬ私たちを形成しているルーツだから。


寝る前は温泉に行って温まり、みんな朝までぐっすりよ。
ベッドはぬくぬくで、ふだん早朝に目が覚めてしまい寝不足がちという某嬢が、うっかり寝過ごすハプニングもあったり。

森の家がもたらすリトリート効果の手応えが実証されたので、12月のリトリートをもう一度推しておきます。
このときは私が2日前に森入りするので、最初からぬくぬくの予定ですからね。
今シーズン最後のリトリートとなりますので、気になっていた方はぜひ薪ストーブの火に癒されにいらしてください。
薪割りも体験できるかも。