CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

サル回し、シュー回し

ウェブアルバムの検索をしていたら、ちょうど1年ほど前、CHAZENでやった新年会の写真が目に留まり、なつかしく思い出していた。一人一芸を持ち寄って披露し、みんなで笑い転げたな。

あの時はまだコロナも対岸の火事だった。
まさか、3カ月後に、1年後にそんなパーティができなくなるなんて考えてもいなかった。今となっては貴重な思い出だ。

その一人一芸で何をしようかと考えて、最初に思いついたのは、CHAZEN生の練習モノマネをしてみせて、それが誰か当てるというクイズ。ちょっと特徴のあるしぐさをめっちゃデフォルメすることを想像しただけで自らウケまくっていたのだけれど、結局そのアイデアは却下。次に考えたのがシュー部長(当時)との掛け合い漫才。しかし、相方がボケたりツッコンだりしてくれないばかりか、年取ってスワレやフセもできなくなっているのであきらめて、猿回し風に仕立てたシュー回しを披露した。

その動画を見てたら、1年前のシューさんは老いたりといえどもまだ元気だったと思う。今は、ちっこをする前にグルグル回ってよろけては転んだりぶつかるので、例のプールをトイレにして転ばないように回してあげるというシュー回しをしているよ。

ところで、先月から私がハマっているYouTubeが猿と犬とアニマルトレーナーさんの動画。
毎晩iPadジップロックに入れてお風呂で観ている(そのうち水没させそう)のだけど、半身浴で長風呂しながら目が痛くなるくらいみてしまっている。シューが発作を起こした翌日なんかは何もできなくて、ついこの動画を見てたりする。あるいは、サンスクリット語で解読できない語に当たってうんうん言っているとき、眠くて何読んでも頭に入らないとき、気分転換に見てはふと気づくとかなりの時間が経っていたりする。


【どうしよう】先住猿が新入り猿にパワハラをするようになってしまった…。


現実逃避なのか、ただの癒しなのかわからないけれど、今の私は仕事としての勉強以外に、貪欲に本を読んだり生産的なことをする気がしない。ただサルを見て笑うばかりの日々......。

それにしてもおサルの人間に近いことに驚かされるわー。永平寺で修行ができそう。


掃除機が大好きすぎるお猿のカイくんがかわいい!


おサルと一緒にして申し訳ないけれど、星覚さんのエッセイが婦人画報のサイトに掲載されているのでどうぞ。

www.fujingaho.jp


おサルもいいけど星覚さんのオンライン坐禅会もね。お申し込みお待ちしています。

www.chazenyoga.com


11月12月とスートラクラスの前に発作を起こしているシューさん。今夜がちょっと心配だ。シルクソックス(私の)に、蓄熱保温機能のついた腹巻、上半身はハダカで、これぞお犬様の冷えとりの図。

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ソックスが王子様のタイツのよう......

手探りで生きていく

日曜日の予定を中止やオンラインにする中で、これだけは予定どおり実施と思っていたのがポーズ分解講座。11月のポーズ分解講座は、自分が意図していたよりもずっと有意義なものになったのでこれは延期したくなかったのだ。

昨日がそのワークショップだったのだけど、いざその時になったら、前回のどこが有意義だったのかすっかり忘れていることに気づいた。

そう言うと、一同大爆笑(ってか大ブーイング)。


いいんです!
終わったら忘れて、また新しくやればいいんです。一期一会です。


というのは言い訳で、われながら見事に忘れていた。
そもそもこのワークショップは仕込みをしないから、メモ書きすら存在しないし、余裕がなくてブログにも書いてない(......と思ったら、書いてたけど)。慌てふためいていた11月〜12月の記憶が完全にとんでいてコワイ。

こんなゼロ仕込みのテキトーワークショップでいいのか? という気もするけれど、

いいんです!

仕込みをしないのは、息の通ったイキのいい言葉だけを語りたいから。
その時その瞬間に沸き起こってくる思いだけを伝えたいから。
自分が経験した、実感がこもる言葉だけを話したいから。


とか言うと、ずいぶん自信満々に見えるかもしれないけれど、そんなことはない。いつだって「これでいいのだろうか?」と思いながら、暗闇の中を手探りで歩いている。

人生のゴールは見通せないものだから、最後の最後まで何が正解かなんてわからない。今失敗したと思っていることの多くは、後にあれでよかったいうことになるのだと思う。だから、自分のふるまいをいちいち採点しなくていいのだ。向上心をもつことは生きるためのエッセンスだから、失敗を活かして次につなげるのはいいが、何が間違いで何が正しいかという判定を下さなくていいような気がする。

たとえば誰もが経験すると思うけど、自分のポーズが間違っていないかかどうか気になる。けど、大抵の場合そんなことは気にしなくていいのだ。ケガにつながるようなことや、アシュタンガヨガとしてはっきり決められた順番やヴィンヤーサが違っていたら修正するが、それ以外は絶対的に正しいポーズの形などない。その人に合ったやり方を助言したりはするけれど、それもひとつの提案にすぎない。正しいも間違いもなくて、あるとしたら仮の目標に設定する「理想的な」形だけ。だけど、どうしてか(特に日本人は)自分が正しいかどうかが気になる。

そんなことを考えるうちにふと思ったのは、今、このコロナ渦の中で私たちに必要なのが、この「正解を求めない」という態度なんじゃないかってこと。

世界中が暗闇の中を手探りで歩いている。
何が正解かわかるのはまだずっと先のことで、今はまさに暗中模索の段階だ。

暗いばかりではっきりと光の差す方向も見えないから、ある人はこっちだと言い、別の人はいやあっちだと言い、分断は深まるばかり。コロナに対する警戒心の度合いに開きがあるから、親しい人でさえ信頼関係が崩れることもあるし、気遣いで疲れる。地方に住む、やさしくてあたたかい、いわゆる「いい人」たちが、東京の人を病原菌のように考えるようになる。

私たちは常に、自分が正しいかどうかを判断する習性を身につけている。
そして、他人にもその基準をあてはめようとする。こんな自分はダメな奴だとか、あの人はあんなことしていてよくないとか、ついジャッジする習慣ができている。そのこと自体がどれだけ自分を苦しめているかに気づかないまま......。

だからまずはアシュタンガの練習で正解を求めることをやめてみてはどうだろうか。
それよりも、呼吸を感じ、身体を感じ、心を感じて、そのままの、今のままの自分を楽しんだらいい。呼吸と動きがシンクロして心地いいリズムを刻むようになれば、見た目がどんな形でもそれが理想のポーズなのだと思う。心地いいリズムにならないのなら、手探りでそれを探してみよう。宝探しをするように。


そうやって頭の中をカラにして練習を続けているうちに、正解はわからなくても直感で進むべき方向が見えてくる。迷いがなくなる。外がどんなに真っ暗でも、自分の内側に光が灯る。アーサナ練習を長い期間続けて、身体にも心にも余計なものがなくなったときに、その光が灯るようになる。

正解を求めなくなれば、自分にも他人にも寛容でいられる。お互いが暗闇を手探りで生きているのだと思えば誰もが仲間なんだよね。

人だけでなくウイルスだって......。

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手探りで徘徊するシュー理事長

ガチでオンライン仕様のスートラクラス予告

17日のスートラクラスをオンラインに変更しましたが、できればオンラインは今月限りとしたいので(来月の状況次第ですが......)、オンラインを楽しんでみることにしました。

思えば前の非常事態宣言のときは、なにしろお山でインターネットに不自由していたのでかなり出遅れましたが、オンラインにすること自体どうなのよ?という思いもあったので、それはそれでよしと思っていたのです。その後ハイブリッドのオンラインクラスでは、リアルを中継するような形にしただけだったので、なんとも中途半端なままハイブリッドを断念した次第です。

さて、その後、あらゆる講座がオンライン化されるようになり、自分が受講生側になってみて少し見えてきたことがあります。

たとえば、感染が拡大したために急遽通常の授業がオンラインに変更されたクラスでは、誰もいない教室にパソコンを置いた先生がマスクをしたまま登場し、そのまま講義していました。しかも、ホワイトボードの前に移動して(マイクから離れて)しゃべるので聞き取れないし、ホワイトボードは光って文字は見えない。先生の声は聞き取れないけど、ミュートにしてない参加者のつぶやきが聞こえるという......。

「モニター越しに飛沫は飛んでこないからマスクとって〜」と思いましたが、先生もテンパってたのでしょうか。その日は最後までマスクで講義していました。コロナ社会のあるあるというか、ちょっと微笑ましい光景でしたけどね。

その点、オンラインで授業することに慣れている先生は、さまざまなツールを使って工夫をしていますから明瞭でわかりやすい。やはりオンラインクラスは、リアルな教室を映すのではなく、オンライン仕様に変更したほうがいいように思います。

オンラインを導入した当初はそれなりの資料を用意したほうがいいのかなと思いましたが、みんな会社でパワーポイントのプレゼンとかさんざん見ているのでウンザリだろうなあという気がしたのでやめました。というより、私の話はいつでも思いつくまま流れるまま、成り行きまかせというテキトースタイルなので、型にはめると死んだレクチャーになってしまいそうで......。

それをあえて今回は型にはめてみようと思っています。
たまには筋書きを作ってそのとおりに進行してみるのもいいかなと。そのとおりになんてできるのかがかなりアヤシイですが、とりあえずプロットを考えてそれに合わせた資料を作成中です。

マスクこそしませんが、パソコン的な不具合とか、仕込みの甘さとかで失敗して、筋書きどおりにならない可能性は十分にあります。さてどうなるやら......。

というわけで、もしかすると「真面目できちょうめんな」ちゃみこさんが見られる貴重なクラスになるかもしれません。どうぞ恐いもの見たさにご参加ください。

そして、このレクチャーの間は私の顔ではなく資料が映るようにしておくので、参加者のビデオはオフでかまいません。ということは、別のことをしながら一応かけておくこともできますし、ビデオもマイクも切ったままイヤホンつけて聴講する「透明人間としての参加」もアリです。どんなことをやっているのかチェックしたい方の参加も歓迎です。お申し込み時に「聴講のみ」とお知らせください。

もちろん、オフにしない通常モードでの参加も歓迎です。その場合は「気づきのシェアタイム」で発言していただいたり、私から感想を聞いたりします。

ZoomではなくGoogle Meetを使用します。
受講料は今回に限り¥1,500です。
CHAZENに来られない方のお支払い方法はお申し込み時にご案内いたします。ご参加お待ちしております。

www.chazenyoga.com

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CHAZEN生の経絡マッサージを受ける理事長殿

犬だって鍼灸治療

「シューちゃんの服のポケットにおみくじが仕込んであるかもと手を入れてみたけど、何もなかった」お正月のマイソールのあとそう言われて思ったのは、いつもの私ならそれくらいの企みをしたであろうこと。

だけど29日の夜にシューが発作を起こしてから、そういう遊び心が湧いてくる余白を失っていた。免疫ガタ落ちでひどい口内炎ができてしまい、おいしいものも食べられない(食べても痛いだけ)残念な年末年始だった。

「だから、おとなしく西洋医学に頼っとけばいいのに」
そんな声が聞こえてくるような気がした。もう痙攣発作自体にはすっかり慣れて冷静に見守るようになったけれど、これほど頻繁に起こるのは尋常ではない。

やはり標準の治療をすべきなのか?

もう一度あれこれ調べて考え直して出した結論は、できるだけ自己治癒力で元気になってもらうこと。誰の言うことが正しいかとか、どの治療が正解かなんて実際のところはわからないのだから、自分が納得できることをするしかない。だから、もし私がシューだったらどうして欲しいかを考えて、その通りにしようと思ったら、つかえていたものがスッと下りていった。

で、次のステップとして考えていた中医学にターゲットを絞り込んだ。心当たりもないのでゼロから行くべき動物病院を検索し、ココだと思う獣医さんを見つけ、お正月休みが明けるのを待っていた4日の夜に再び発作。

これはもう、どげんかせんといかんばいね。

ただ、このときは前3回の観察から発作の予測ができた。
その晩のシューは頭や体だけが熱くて四肢の先が冷たく、落ち着きがなかった。今夜は発作が来そうだなと思いながら寝たらそのとおりになった。熱が頭の方に上がっている状態がけいれんを引き起こすように思えた。つまり体全体に血液が循環していないということ。ならば、血流の問題を改善したらいいのではないかと仮説を立てると、なおさら鍼灸が奏功するように思えた。血流の問題は中医学の得意技だからだ。

幸い翌5日は発作なし。
6日の診療開始日朝イチで電話したら、すでに予約でいっぱいで翌日の予約を入れたのだけれど、折り返し話を聞いた先生が昼の診療時間外にゆっくり診てくださるとの電話があった。それだけでもありがたいこと。

犬をスリングに放り込んで駆けつけたのは麻布十番にある「もじゃもじゃ動物病院」。麻布十番なら通うのもシューの負担にならない距離だし、何より先生と治療においての気が合いそうと思ったのだ。

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名前もイラストもかわいーし


その予感は大当たり!

どんな医者でも、あるいは先生(師匠)でも、いちばん大事なのはその人のもつ技術や経験(それも大事だけど)というより、その人をどれだけ信頼できるかだと私は思っている。結果はどうなるかわからない。どんな名医だって100%治るってことはない。信頼できるということは、たとえそれで治らなくても納得できるかということなのだ。

そして気が合うというのは、コミュニケーションがうまくいくかどうかである。双方の伝えたいことがうまく伝わるかどうか。それを理解するキャパと、受け入れるハートがあるかどうかということである。

この先生にゆだねてみようと思ったので、西洋医学も使ったほうがいいというアドバイスを素直に聞き入れ、血液検査もしていただいた。結果、いくつか正常値から外れているものもあったけれど、おおむね17歳としては上出来で特に腎臓や肝臓は問題なし。心臓の雑音もない。怪しいのは脳の腫瘍だけれど、むろんMRIなど撮る気はないので、まずは鍼灸と西洋医学の薬で様子をみることになった。

で、初の、お犬様鍼治療なり〜。

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年をとると本来下げるべき氣がどんどん上にいってしまうらしい


して、お犬様にどうやってやるんだろうとナゾだったお灸。

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ちゃんとモグサに火を付けるホントのお灸だよ


鍼やお灸をしながら脈を見ている先生が、しきりに「反応がいいですね」と言われる。そりゃま、ウチ(CHAZEN)の子ですからねえ。毎日ヨガ道場のエネルギーを受けてますからねえ。

気持ちよくなったらしいシューたろさん、ついに寝落ちる。

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あー、こりゃええわ


で、シューさんの鍼灸反応がかなりよいらしいので、このまま鍼灸だけで様子をみることになった。西洋医学の薬は一度飲み始めたらやめることはできないので、それはまた発作が頻繁に起こった時でいいでしょうと。

さすがです。シュー部長。
もう部長から一気に会長に昇進でしょう。いや、CHAZENは会社ではなく学園なので理事長、もとい名誉理事長待遇とさせていただきます。

先生は、老いた飼い猫が穏やかに晩年を過ごせるようにと思って鍼灸の勉強をされたそうで、そのねこちゃんは24歳まで生きたとのこと。シュー名誉理事長にももう少しがんばってもらいましょう。

帰ってきてから、鍼灸効果で体温が安定していて、もちろん昨夜はぐっすり。並行してホメオパシーも続けて、新しい別のレメディも試すので、また随時ご報告させていただきます。(ワンニャン飼っている方に何かの参考になれば......)

1月はオンラインでスートラ&坐禅会

緊急事態宣言が出されるようですが、今回は飲食店中心とのことで、おそらく通常どおりにマイソールができるかと思います。夜8時以降不要不急の外出禁止はアシュタンギにはむしろ好都合かもしれません。

ただし、少なくとも今月に関しては日曜日の座学系の集いをやめることにしました。
まず10日に予定していた茶禅会は中止とします。24日に星覚さんによるオンライン坐禅会がありますので、そちらにご参加ください。

11日のワークショップは予定どおり行います。少人数限定で。あと1名入れますのでご希望の方はお早めにどうぞ。

17日のヨーガ・スートラクラスはオンラインに切り替えます。
何度か試みたことのあるハイブリッドクラスではなく、オンラインだけです。とりあえず今回のみで、来月以降については状況を見て決めますが、できる限りCHAZENに集って行いたいと思います。詳細はお申し込みの際ご案内します。

久しぶりのオンラインで少し楽しみでもあります。オンラインでも楽しく参加できるよう少しは工夫してみるつもりですがどうなることやら。いずれかのクラスでお待ちいたしております。

www.chazenyoga.com



年末から発作が続いている部長殿ですが、今日は一緒に後楽園までお買い物に行きました。歩くのはたいへんかなとスリングに入れると中でブヒブヒ言うので下ろして歩かせたりしながら。たぶん、動いてないと痛いのかもしれません。以前五十肩のだるい痛みで夜眠れなかったとき、夜中に踊って血をめぐらせていたことを思い出しました。あんな感じだとしたら、気の毒すぎる......。

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くんくんくん......他の犬のマーキングは気になる


ところで、こんなウインドウディスプレイをみかけました。

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ウソモノの木


CHAZENのエタノール置き場の木は、分校みやげのホンモノですからね。

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お正月デコレーション付き消毒液


どや。

謹賀新年2021

あけましておめでとうございます。

今年も例年どおり元旦レッドで幕開けとなりました。
元旦だけに途中で退出する人もなく、ゆったりした雰囲気の中で思う存分長カウント。ナヴァーサナでわざとらしい小芝居をするのも、すっかりお約束です。脚がプルプル震えてるところがなんともいじらしいCHAZEN生たちでした。

途中でお目覚めになった部長が、励ましに来てくれました。

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しっかりやれよ


さらにウールドヴァ・ダヌラーサナのあとのパスチモッタナーサナでは、部長自ら全員の背中を押して激励してくれたので、練習生はみな大喜び。これで今年の開運は間違いないでしょう(気分の問題だから)。


元旦レッドはやはりいいものです。
今年も実現できただけ有り難いですが、人数制限で入りきらなかったので、3日にもレッドクラスを行う展開になりました。来年から三が日はレッドオンリーでもいいかもしれないなどと思い始めていますが、来週、来月のことさえ不透明なのに、来年のことを言えばそれこそ鬼に笑われますね。

何があろうとも、どんな展開になろうとも、なるようになるだけです。一人で練習するか、みんなと練習するかというだけです。何も心配する必要はないんですね。世の中に不安が蔓延していますが、幸せの基準をもう少し金銭的な豊かさから離して考えられたらいいのになと思います。

連ドラの続きを見るような気分で、CHAZENの成り行きを見守ってください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

居住まいを正す

寒い年の瀬です。かき氷現象で頭が痛い。
快晴で空気が冷たいと気が引き締まるようで気持ちよいのですが、換気のために窓を開けると寒気が入ってきて凍死しそうです。

気づけば年末年始ウィークも残り2日......そして、もう今年が終わろうとしています。今年についてはもはやここで述べるまでもなく、まだ渦中であり、ほんの少しの先のことさえわかりませんが、今日も無事にマイソールの練習ができたことに感謝するのみです。

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誠に有り難きこと


今日ふと思い立って久しぶりに墨を擦り、新年に掲げる言葉を書いてみました。相変わらずのチャッ筆ではありますが、墨をすって文字をしたためるという行いは瞑想的・内観的で年末にふさわしいように思います。

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先客あり


年が変わるというだけで、以前から連続した毎日なのですが、節目に姿勢を正して来し方行く末を思うことはサマスティティと同じようなものかもしれません。

ともあれ、本年もこのブログをお読みいただいたことに感謝申し上げます。どうぞみなさまよいお年をお迎えください。