もう何年ぶり?ってくらい久しぶりにCHAZENにニンプさんがやってきた。
かつてのCHAZENはニンプさん率が高くて、終盤に残っている練習生4人のうち3人がニンプさんだったこともある。いやいや、CHAZENのもっと前、自分のヨガクラスを始めたとたん生徒が次々と妊娠したという歴史もある。本人はまったくニンプ経験ないままに、少なからぬニンプを指導してきた私なのであった。
しかし、今日のニンプさんは自らが教えている人で、自分のカラダに合わせて、いい塩梅で練習をしていたのを逆に勉強させてもらった感じ。一口にニンプさんと言っても、アシュタンガ歴はもちろんのこと、妊娠の週数やそれぞれの体型、そのときの体調によって条件は変化するから、ポーズのアレンジも人さまざま。自分でわかって調整できるのがいちばん。
ニンプさんの正体は、昨年何度か代講に来てくれた「あい先生」。来月にはもう赤ちゃんがやってくるのだ。
ニンプということはさておき、年季の入った人の練習っていいもんだと眺め入ってしまったわ。何にもとらわれず、呼吸とカラダを知り尽くして自由に動いているさまは、まさにヨーガ・スートラの説くアーサナそのもの。長年練習した先にあるのは、こういう不動の安定感であることを目の当たりにした。
「CHAZENはやっぱり落ち着いてていいねー」
と言っていたけど、ここまで来た人はどんなところでもその場を落ち着いた環境にできるのよね。
いつでも、どこでも、ひとりでも、誰とでも。
うーん、アシュタンガってステキ♡
ところで、長身のあい先生なのに梁があるスペースにマットを敷いているので「そこは手がつかえるよ」と言ったら「大丈夫」って、やおら反対を向いて太陽礼拝開始。終わったらまた向きを変えて、何てこともなさそうに練習している。
その斬新な図を撮ったら、なぜか呼んでもいない部長が写り込んでいた。
しかし、あとで思い出したのだけど、CHAZENは上る太陽に向かって練習する仕様なのだった。
ということで、これはソリューションにはならず。
ざんねん。