12日に田んぼの草取りに行って、翌日からお山の作業。連日の肉体労働でさすがに私の体がシグナルを出してきた。全身のむくみ。特に右手がパンパンになっている。
しかし、行かねばならぬ。12日に行ったときの雑草がひどくて、とても取りきれなかったのだ。
今回の倶楽部活動は、田んぼデビューのS嬢を含めた4名。
風のさわやかな快晴なり。田んぼへ向かうわれわれの先を、雉が歩く。
再び前回のような雑草が出ていたらお手上げだったが、幸いさほどひどくはなっていない。うっかりゴム手袋を忘れた私が買いに行って戻ってきたときには、3人とも黙々と草を取っていた。
瞑想的草取りタイム。
鳥の声、風のざわめき、おたまじゃくしの跳ねる音......。
沈黙はなんて美しいのだろう。
2時間ほど集中して作業し、だいたい取り残しがなくなったのでランチタイム。田んぼを眺めながら、道の駅多古で調達したお弁当をいただく。
食べ終わってから、前回手をつけることもできなかった畦の草刈り。
ここで私の腕が赤信号を出してきたので、徹底的に刈ることはかなわなかったが、まあだいたいきれいになって終了。
帰り道。
車の中で、雲がきれいだねと。空が広いねと話していた。
やがて、虹が出ている! とS嬢。
草取りがんばった私たちをねぎらうような虹の出現に、肉体は疲労していても心はカラッとこの空のようにすがすがしい。一緒に作業したからこそ、このひと時を一緒に味わうことができる。
それが部活ってもんよ。