CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

お山にも贈与の連鎖

先日、岐阜のA嬢から、今年もお義父さまが丹生込めて育てたという自然薯(山芋)を送ってくださると連絡をいただいた。昨年私が大喜びしたのを覚えていて、ヨガの先生に送ってと持ってきてくださったのだという。

感激なり。
お山に行く前で受け取るのが翌週になってしまうため、リトリートハウスのほうへ送っていただいた。

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この書(手書き)がトレードマーク


とってもおいしくて、ウホウホしながらありがたくいただいた。

そして、お向かいのサトワ&アルバちゃん(イングリッシュセッター犬)ちにもお裾分け。いつもいただいてばかりの「もらいっぱなし」だから、やっとすてきなお返しができてよかった。

......と自己満足していたら、ほどなくして2匹のお母さんがりんごをたくさん持ってきてくださった。なんでもりんごの木のオーナーになっていて、先日自ら収穫してきたのだそう。

うーむ、レベルの高い贈与の連鎖だ。A嬢とお義父さまの力によるものだけど。


話変わって、先日アップしたフィンランドの斧フィスカースについて、某嬢から耳寄りな話を教えてもらった。
フィスカルスというのはハサミなどで有名な工業の町だったけれど、今は製造拠点がアメリカに移り、フィスカルス村はアーティストの村として再生しているのだそうだ。マイ斧もフィンランドではなくアメリカ製らしい。

いつかフィスカルス村とムーミン谷に行ってみよう。

フィンランドといえば、この夏までCHAZENで練習していたN嬢が日本を離れる前に、編み物の上手なM嬢にフィンランド式の靴下の編み方レシピを渡したそうで、M嬢がそれを見て私に靴下を編んでくれた。こちらは贈与の連携プレーとでも言おうか。

お山では室内にいるときはずっと着用している。あったかくて、履き心地がいいの。

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ピンクのはアシスタント嬢用


クリスマスを前に、この私にできることはなんだろう。何を贈ることができるのだろう。
身に余る贈り物ばかりいただいておる私は悩んだ。

鎖編みしかできない私は、あくまでも享受するだけのプルシャくん。
もどかしい思いで悶々ともだえるだけの無芸大食・無為徒食。

ひとまず感謝と愛のエネルギーを宇宙空間に送っておこう。ビビビビッ。