ごきげんよう。
シューちゃんペースで歩いたら散歩が1時間で終わらない。28日目の山籠もり日記です。
拾ってきた木をノコギリで切っているところをセシルちゃんのお父さんに目撃され、わけを話したら笑ってました。ノコギリで切るのは忍耐が必要です。でも、昔の大工さんは材木をノコギリで切ってましたよね、なんて話をしました。
それにしても、別荘地のサニャーサ(放擲者)ほど場違いで滑稽なものはないと今さらながら気づいた次第です。
しかし、サニャーサは我関せず。おかげで薪を節約せずに夕方もあったか。
庭の凸凹を平らにしようと土を掘り返していたら、冬眠中のカエルくんが出てきました。爆睡中のご様子で、ひっくり返されてもケロッとも言わず、なすがままになっているのが、ネムネムのときのシューちゃんにそっくりで、めちゃかわいかったです。
先日の夢の話で、シューの老いを嘆いていることを書きましたが、シューはそんなことまったく気にしてはいません。具合が悪かったり、どこか痛かったり、目が見えなくてぶつかったりしていますが、それに対して「若いころはよかった」などと思ったりはしないのです。
まったくもってこの思考パターンによって、人間は自ら自分を苦しめているのです。シューにあるのはいつも「今」なのです。若かりし日を思うこともなければ、いつお迎えが来るかなどという心配もありません。
まこと、シュー大先生は偉大です。
さて、この修行という名のお外遊びをいつ終わらせるか。
次々とやってくる請求書がお遊びの終わりを暗示し、現実に引き戻される4月の終わりでございます。