CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

生きがい

山ノ分校ニ居リマス。

梅雨入りしてお山は大雨でした。2週間留守にしている間に雑草がたくさん出ていて、すぐにでも外で働きたいところですが、がまんがまん。

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大雪とか大雨の日に到着することが多い


さて、本校へ戻ってから数日は「ここはどこ?」状態だった部長。すっかりボケたかと思いきや、とんでもない。まったくもってお達者です。帰ってからは朝や日中に寝ている時間がだいぶ少なくなりましたし、以前のように練習生と触れ合う時間を思い出して、それを楽しみにしておられます。目が見えなくなってからは、マイソール中玄関かキッチンに閉じ込めておくのですが、待機時間が長くなると「わん!」とそれはそれは元気なお声を上げて存在を主張されます。

部長は腰から後ろ脚に問題が多く、ある時期から猫背で常に尻尾を丸め込んでいるような姿勢になってしまったのですが、練習生がいる間だけはしゃきっと背が伸びて、尻尾が上がるのです。

今朝の部長です。どうです? この若々しさ。しっぽふりふりです。

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シャキーン


よく動物に癒されるって言いますが、シューにとってはニンゲンに癒されるのでしょうね。というか、ガールズバーに通うおじさんみたいなもので、女の子に囲まれているときだけ若返る。このときこそが部長の生きがいなのです。

ちなみにふだんの部長はこんなです。

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わし、もうヨボヨボやし......


オンナに癒される部長とは違い、私はお山の静寂さと鳥の声に癒されております。

今年は7月中程から約1カ月の間、山の分校をオープンする予定です。期日のきまったリトリートではなく、いつでも来て何日でも滞在できるようなアシュラムスタイルにしたいと考えております。

もともと、今年は少なくともオリンピックの期間は分校をオープンして、8月には星覚さんに来ていただいて摂心という段取りがほぼ決まっていたのですが、オリンピックもなく、星覚さんも次はいつ帰国できるかすら不明となってしまいました。しかも2カ月クローズしたばかりです。

いつも通りのCHAZENマイソールが戻ることを望んでいる練習生も少なからずいることを考えると悩みましたが、セルフプラクティスの基盤がすでにできたこと、以前のように通うことを躊躇している練習生もまた少なくないこと、何より暑さに弱い私自身が夏はコロナに勝てる自信がないことなど考慮して、最終的に夏の分校オープンを決めました。

基本は朝の坐禅&マイソールだけで、あとはのびのびとのんびりとした時間を過ごしていただこうと考えています。オリンピックはなくなっても祝日の移動でお休みが多い期間でもあります。夏休みなども利用してぜひ分校にいらしてください。部長がたいへん喜びますので......。

詳細はまだこれからなのですが、間もなくブログやウェブページでご案内します。