ずいぶん前に、仏教について学ぼうと思い買ったのが『ダライ・ラマの仏教入門』という本でした。仏教のなんたるかがまったくわかっていなかったころです。ダライ・ラマというだけで選んだのですが、入門なんてとんでもない。初学者にはいきなり十二支縁起などと言われてもさっぱりで、仏教が本一冊読んだだけでわかるようなものではないということだけが理解できました。入門書がやさしいとは限らないのです。
仏教の前に存在していたインドの思想から、現代の仏教やヒンドゥー教、あるいはヨーガに至るまでには、さまざまなものが分かれ、広がり、また重なり合い、複雑に発展(あるいは衰退)していった背景がなんとなくわかると、イメージしやすいのではないかと思います。
そこで、最初は気軽に読める「プレ・インド思想入門」を、本編はまた改めてアップしたいと思います。
まずは昨日予告したアレから。
そのほか読み物としては、過去に紹介した以下の本がおすすめです。
文学として、小説として楽しめる、ヘッセの「シッダールタ」
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漫画なら挑戦できそうな人には手塚治虫の「ブッダ」
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禅とはなにかを自らの体験から語る、星覚さんの「坐ればわかる」
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おすましシューちゃん推薦の書