CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

やっぱりお釈迦様系

本日の印哲喫茶、ギーターのなかでもヒンドゥー色の濃い部分で、信仰・信愛にかかわる大事なパートではあるけれど、これまでの章と比較すると冗長なところが多く、サラッと流した。

......つもりなのに、気づけば猛烈に時間が押していた。

とりあえずお茶だ。
今日のおやつはまた豪華で、O嬢手作りのハト麦おこし&Y嬢の上高地みやげ帝国ホテルクッキー。

これぞ麦tea


このハト麦おこしは大ヒットだった。真似して作って来月の漢方喫茶で出してみようと思うなり。

そんなこんなでくつろぎつつも、仏教話にもつれこむ。

ヒンドゥー教徒の受講生はいないし、ヒンドゥーの神様を信仰するなんて私自身が考えたこともないのだから、仏教の話、とりわけ実家や、おじいちゃんおばあちゃんのバクティっぷりを考えたほうがピンとくるはず。

最後に受講生それぞれが心に思い描いたことをシェアしてくれたときに、なんだか心がほっこりしてきた。順番が来たから仕方なく何か言うのではなく、わかったようなことを言うのでもなく、心から湧いて出た言葉は人の心に響くものだ。とんでもなく時間オーバーしたけど、一人ひとりに話してもらってよかった。

かくして、インド思想の核心に触れるときはやっぱり仏教になるのがワタシ流。サーンキヤだヨーガだと言っても、理論を打ち立ててなおかつそれを実践・実現したお釈迦様にはかないませぬ。ゆえに、ほんとうに大事なことはお釈迦様系の仏教観念で伝えたくなるのである。

というわけで、印哲喫茶のギーターシリーズはいったんこれで終了し、次回6月19日には禅仏教の考えに親しんでいただくテーマでお届けします。ギーター初回で触れた死生観の続きやら、アシュタンガヨガの練習のことやら、日常のあれこれについて一緒に考えましょう。

仏教とか禅とか、ましてや道元禅師と言うと敷居が高いと思われるかもしれませんが、今回のテキストに関しては難しい漢字もなく、口語訳がなくても理解できるような平易なものです。もちろん、それをさらにわかりやすく解説します。誰もが「自分のこと」として受け止め、考えられるテーマでもありますので、構えることなくご参加ください。

www.chazen.yoga


ところで、今日も、先日のヨーガ・スートラクラスでも話した「自力と他力」の件、むかし坊主バーに行ったときの記事を読み返してみたら書いてあったよ。浄土真宗にはご縁がなかったので、このときいろいろ勉強させてもらった。

ちなみにこの「寺カフェ」ってまだやってるのかなとググったら、コロナもなんのそのでちゃんと存続していらっしゃいます。ブラボー。さすが、阿弥陀さんに護られてるわー。

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