CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

10月にも呼吸法WS+漢方喫茶

先週の祝日に同内容で2回行なった呼吸法のワークショップは、翌日から参加者のプラクティスが激変するのを目の当たりにして、思惑どおりの結果にニンマリしています。

マイソール練習中のに呼吸の音が弱すぎたり、力んでいたり、苦しそうだったりしたときは指摘するのですが、その場だけではなかなか伝えきれないもどかしさを感じていました。どうしても意識はポーズにとらわれてしまうので、呼吸のことは二の次になってしまいがちです。なぜそのような呼吸をすべきなのか納得できれば、あとは実践するだけなのでよりスムーズです。

それにしても、ここまで即効性を確認できるワークショップはなかなかありません。日程が合わずに参加できなかった方向けに3回目を10月24日に行うことにしました。あまりに顕著な効果を見たら、残業も厭わずです。でも、さすがに4回目はありませんのでお見逃しなく。

www.chazenyoga.com


呼吸法WSのあとの漢方喫茶では、お花を浮かべた中国茶とともに「クコの実」と「龍眼肉」をいただきました。どちらも生薬としても使われる食薬です。リュウガンニクはライチに似た実をドライフルーツにしたもので、気血を補い、安神といって精神安定作用があります。食べたことなかったので試してみたところ、私にはそのかすかな匂いがダメでした。なので、嫌いな人もいるかもしれないと個別に分けることなく、お皿に盛って出してみたのですが、私以外の全員が「おいしい!」と喜んで食べています。

私はあまり苦手な食べ物がないので私だけが苦手と感じることをちょっと意外に思いました。そういえば私は、嫌いな人も多いジンの匂いが大好きなのですが、老酒が飲めないのでした。龍眼肉は、その紹興酒系の匂いに感じられたのです。

そんなふうに未知の食薬など試しつつ、漢方喫茶のコンテンツを充実させていこうと思っています。本で学ぶことはほんの基本知識であって、実際に使ってみて得られる経験こそが力になります。なにごともプラクティス、プラクティス、プラクティス!ですね。


20日のワークショップ前に、バースデー(プチ)ケーキ第2弾でしたが、お口も床も汚れて片付けがたいへんなので、89歳のバースデーちやほや会はこれにて終了。

f:id:chazenyoga:20210926164040j:plain
毎回期待を裏切らない食べっぷり