CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

続けないとわからない楽しさ

きのう土曜日に田んぼへ行って来ました。今回は田んぼの草取りと畔に大豆を撒くという作業。ちょっとしたスペースを利用して大豆を育て、冬にその大豆で味噌を仕込むのです。前回の草取りから10日ほどなのに、雑草は今までになく多め。ですが、もちろんその分だけ稲もぐんぐん伸びて風にたなびき、田んぼが美しくなっていました。

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大豆を植え終わったところでランチタイム。この日は、この近くに移住した田んぼの先輩方による出店があり、手作りの食べ物飲み物や野菜などが並んだのです。暑い日でしたから、われわれは梅ジュースと、予約していたネパールのダルバート(カレーの定食)自家製ジンジャーエール付きをいただきました。

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うっかりしたのですが、カレーは鶏肉たっぷりでした。メニューには何も書いてなかったのに、なぜか勝手にベジカレーと思い込んでいた私。でも、地元の長老のおじさまが羽釜で炊いてくださった白米がとてもおいしくて、大盛りでおかわりしたし(もちろん私だけ)、ダルスープがめちゃうまで大満足のランチでした。

木陰にシートを敷いて、まるでお花見でもしているような楽しいピクニック。そして今回もフルーツてんこ盛りのデザート

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お腹パンパンで、草取りの仕上げ。ちなみにお隣の区画は使用者がおらず稲が植わってないので、雑草が生え放題になっています。放置したらこうなるわけです(写真の赤く囲んだ部分が雑草)。

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梅雨明けの猛暑日だったので、過酷な労働を想定していたのですが、田んぼの水が適度に冷たいのと、吹き抜ける風でむしろ爽快な気持ちよさの中で作業できました。回数を追うごとに田んぼに愛着が湧いてくるというか、稲の育つのが楽しみです。

アシュタンガと同じで、続けないとわからない楽しさなんでしょうね。一回行くだけでも楽しいですが、ほんとうのおもしろさは、地味なことを続けた先にあるのです。手をかけたり、汗をかいたり、ああじゃないこうじゃないと考えたりしているうちに、何かが育っていく。短期間だと成長がよくわからないけれど、期間が長くなるほどそれが目に見えたり感じとれたりする醍醐味が味わえるわけです。

かつての私がそうであったように、つい早く結果を出したいとあせったりするものですが、「やることだけやったら、あとはお天道さんにまかせておけばいい」というヨガで教わったことを、田んぼがまた別の形で教えてくれた気がします。

遠い道のりもみんなで楽しいoff the matの1日......。

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