CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

脱穀

今まで田んぼの作業日はいつも晴れていたのですが、はじめての曇りときどき雨。

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”美しい日本の里" 風味

連日の雨や曇りでハザに掛けた米が濡れて、きのう一日の晴天で乾くかどうか......ということで、実は、昨夜になって「明日の脱穀作業は中止」という連絡が入ったのです。というのも、上の写真は先輩方が山から竹を切り出して作ったオダにかけているのですが、わたしたち田んぼ一年生の稲は狭いところに重ねるように二段にかけていたので、カビや発芽しているのもあるらしい。それで、脱穀は中止だけれども、空いたスペースに稲を広げて掛け直す作業をしたいので、来れる方は手伝ってくださいという連絡でした。

”カビや発芽”と聞いては放っておけぬ。チームCHAZENは迷うことなく出動です。
指示通りいつもより早めに行ったところ、今日来ている人の分は脱穀をするとのことでした。中止と思っていた脱穀をさせてもらえるようです。オダにかけてあった稲を運びました。これがCHAZEN一区画分

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けっこう多い

前々からみんなで、脱穀はどうやるんだろうと話題になっていたのですが、ここは手ではなく機械です。

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こういうもので脱穀するのかー

一部の稲穂がまだ濡れていて脱穀できなかったのですが、台風で飛ばされたり、さらに濡れてカビたりしないように、いったんお持ち帰りしてJ嬢の家で干してもらうことにしました。

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ここに稲を入れると脱穀されて

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袋にお米が入っていくという仕組み

ほどなく順番が来て、いつものように連係プレーでささっと完了!
脱穀し終わったあとの稲わらを田んぼに散らして大地に返してから、今日来てない人たちの稲が乾くようオダに掛け直す作業をお手伝い。そうしたら、ほんとうにカビが生えていたり、発芽しちゃっているがありました。

CHAZENの稲も濡れてはいましたが、そこまででなかったのは、稲を束ねる作業をしっかりやったからなのだと思います。手をかけてていねいにやることが大事なのですね。収量も何キロかわかりませんがそこそこありましたし。作業に参加されたみなさま、ありがとうございます。

12時すぎには帰途につき、帰りに道の駅多古の川べりでランチ。今日はJ嬢のお母様が私たちの分までおいしい栗ご飯やきんぴらを作ってくださって、ちょっとしたピクニックを楽しみました。

帰りはずっと雨。けっこうな雨となりました。
悪条件のなかでも、すべてが首尾よく進んだことに感謝です。

農作業というのは、お天道さん次第であること。人に協力してもらわないとできないこと。いろいろがたいへんなのです。たいへんですが、生きている実感は大きい。

ぼちぼち、収穫したお米をいただくイベントを考えております。
11月、12月のCHAZEN米イベント、どうぞお楽しみに。