CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

稲刈り開始

台風後の悪条件で延期していた稲刈りの日がやってきた。

いや、実は前日まで天気予報が終日小雨ということだったので、私は行かない気マンマンだったのだが、同行予定の二人が雨でも行ってオダだけ作ってこようというたいへん前向きな頼もしい人たちで、んなら、しゃーねーなーと決行を決めた。

出発時の東京はポツポツと降り始めており、午前中で退散のシナリオを描いていたら、千葉はぜんぜん降ってない。むしろ青空さえのぞいてきたよ。

途中、目の当たりにした台風15号の被害がまあすごいこと。木はあちこちでポッキリ折れていたし、家が壊れ、ガラスが割れ、看板は倒れ......。稲は無事と聞いていたけれど、想像してたよりも倒れて、塞いでおいたはずの水路が欠壊し、水も入り込んでいた。

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このエリアは特に


とりあえずオダを組み立てて、稲を刈り始めたけれど、水が入っていて普通にぬかるんでいる田んぼでは移動もままならず、刈った稲をその場に置くこともできずで、あまり作業がはかどらず。オダが泥の中に入って固定されるのはよかったけれど、そのオダを設置するのが一苦労であった。昨年の稲刈りが楽勝だったのは、下がある程度乾いていたからだな。

このぬかるみさえなければ、すべてはサッと片づくのだろうが、午前午後とフルに働いても3分の1も終わらなかった。いや、オダだけでもという当初の予定から考えれば、少しであろうが稲が刈れてよかったと言うべきか。今月中予定されているあと二回の稲刈りで全部刈れるといいのだけど。

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本日の成果


ところで、雨天を想定していた私は、着替えを持って行かなかった。それで、いつもの転ぶ時のパターンのような、田んぼ内でちゃっちゃか歩くことを慎み、一歩一歩をていねいに動いたのであったが、それでも全身泥だらけ。いまだかつてないほど、乾いても取れないほどの泥が付いて見るも無残な姿になってしまった。

とりあえず部長用に持って行った大判のバスタオルを車のシートに敷いて、話のネタ的なつもりで多古のコメリ(農業系のホームセンター)へ。着替え用のズボンも売っていたけれど、さすがにそれはゴミを増やすだけになりそうなので買うのをあきらめたが、脱穀した米を入れる袋とか、お米を乾かすためのブルーシートとか、八日市場コメリには売ってないと言われた藁(刈った稲を縛るための)など必要なものがぜんぶ買えた。

お会計の間際になって「もんぺ」を発見。綿100%で通気性がよさそうなのと粋な柄があったので購入し、車の中で着替えて帰ってきた。同行諸氏は初コメリだったので、3人でJKばりに盛り上がりながらショッピングした。小洒落た店とかブランドものに飽きた都会の女たちが次に向かうのは「コメリでもんぺ!」なのであった。

今朝のマイソールクラスでそのもんぺを穿いてみたけど、ほとんど違和感がなかった。よく考えてみたら、インドに行った時にシャーラー周辺のお店で買うパンツとよく似ている。簡単に作れそうだから、手作りするのもよさそう。来るか?もんぺブーム@CHAZEN。