CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

難関の2年を越えて、新しく始まるスートラクラス

昨日でヨーガ・スートラの第二章前半が終了。
いつものシェアタイムに今年の学びをそれぞれ発表してもらいました。中にはビミョーに「ん? それなんか違うぞ」と思う理解もありましたけれど、全体的に私の意図した「アシュタンガヨガを続けていくための指標」とか「日常生活をより機嫌よく過ごすための智慧」あるいは「困難を乗り超えるための力」としての座学であることが肚に落ちている。それが感じられたのが何より私はうれしかったです。スートラクラスをやると決めてから3年近く、本気で取り組んできてよかったと思います。

思えば昨年マニアックなサマーディの章から始まりましたから、みんなよくぞここまでついてこれたと感心しています。ギーターから数えると3年。今さら月並みすぎる言葉ですが、まさに「石の上にも三年」です。アシュタンガの練習もそうですけれど、おいしいとこ採りしただけではダメなんですよね。受験勉強だったら、暗記して詰め込んで短期で成果が出せますが、CHAZENの座学は知識ではないので、長い間実践と並行しながら学ばないと、ほんとのところはわからないわけです。

4月からはアシュタンガヨガのお家芸なパートに入りますから、私も少し気が楽になります。スートラ三年目にしていちばんやさしいパートに入るという、なんだかおもしろい展開です。継続受講者は自身の理解が深まっていることを実感し、さらに掘り下げるチャンスになると思います。「八支則なら知ってる」と思わずに、再度取り組まれることをおすすめします。

そして、この八支則のパートのあと、スートラクラスはリニューアルする予定です。スートラの内容も学びつつ、テクニックを使った瞑想を学ぶ実践に重点を置いたクラスにするつもりで、メニューなどいろいろを計画中です。本格的な瞑想クラスはCHAZENでも初の試みとなるので、どうぞ楽しみにお待ちください。

と先走ってしまいましたが、まずは座学初心者におすすめの、いやアシュタンガヨガ実践者の義務教育とも言える「アシュターンガヨーガ(ヨガの八支則)」を学ぶヨーガ・スートラクラスが4月から始まります。多くの方のご参加をお待ちしております。

www.chazenyoga.com


ティッシュペーパーが切れたので、マイソールをアシスタント嬢にお願いしてちょっくら買いに行ったら、パニックで泣き叫んでいた部長。その後もナーバスになり、終盤にもベランダに出た私へのあてつけにいやがらせちっこをして、みなさんの修行具合を試していた部長。

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いくつになっても捨てられることだけを恐れるシュー太郎氏である