CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

天のはからいのままに

ごきげんよう
ワードローブは今着ているのと物干しにかかっているのの2通り。それで足りることを実感した15日目の山籠もり日記です。

今日明日は薪割りムーンデイです。
やりすぎて骨折したところが痛くなったのでした。身体も疲れ切っているし、雪の予報も出ているので、2日間は庭作務を全面的に休止して机に向かうことにしました。

とか言いつつ、雪は降る降る詐欺なので「ちょっとだけ」と外に出て藤蔓と格闘している自分に異常を感じてレッドカードを出し、道具も全部しまって休止ではなく禁止措置としました。こういうのは典型的なピッタの過剰です。

それに非常事態で交感神経も過剰になっているのか、疲れて8時には寝てしまうせいか、早起きしすぎるんですよね。いくらなんでも1時、2時はちょっと早すぎる。そして寒すぎます。昨日の朝はやけに寒いと思ったら最低気温がマイナス7℃でした。東京の真冬よりずっと寒いのです。

そんな日はマットは冷えてるし、裸足になった足が冷たくて練習が続けられません。アシュタンガは身体中央部は温まっても足先まで届かないのです。それでより暖かい2階で練習してみたのですが、カーペット敷きのせいか違和感があり却下となりました。

2階から見下ろすと、シュー太郎氏がストーブの前でグースカ。

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背中には湯たんぽを


寒いときは何をするのもストーブの前です。上の写真でパソコンが置いてあるのはグルジの写真立てがおいてあった台なのですが、その台の上で書きものをしていて、キッチンに立ったら台が歩いてついてきました。

シューたろさんには悪いけど、台を取らずに写真を撮った。

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フードについたお耳が引っかかってしまったらしい


ところで、こちらに来てから、ひさびさに「執着する自分」に気づきました。CHAZEN欲です。不可抗力によって引き離されると特に執着しやすいものです。これぞ愛別離苦という苦しみです。

でも、それも天のはからいです。
もし、天のはからいがCHAZENを存続させるのであれば、私がどうあろうとそうなるのです。反対に、私がいくらCHAZENを元どおりにしようとがんばっても、そうならないように定められているならそうならないのです。

大いなるものにすべてをゆだねて、私はなすべきことをなすだけです。

坐禅やアシュタンガの練習という意味においては、たぶん東京にいたほうがずっと量的にも内容的にも実のあるプラクティスができますが、その形をとらないプラクティスが多くの気づきをもたらしていることを実感する毎日です。

ではまた近いうちに。