CHAZEN三昧

アシュタンガヨガと禅のある毎日

水無月の近況報告

大好きな新緑の季節が終わり、梅雨がやってきて、庭の木々も雑草も伸びたい放題です。

小さなバラの木にはどんな花が咲くのかと思ったら、梅のような白い花でした。

枝には「いかにも」なトゲがあるのでバラかと


うっかり昨日が更新日だったことに先ほど気づきました。ということは......シュー理事長の月命日も忘れていたということです。シューのことを思い出さなかったわけではないのですが、ブログと結びつきませんでした。

というのも、先週禅の旅から帰ってきて(そのときは12日に更新ということは頭にあったのですが)、やるべきことが積み上がったため、意識がそちらに集中してしまっていたようです。

6年ぶりとなった禅の旅は、出だしから大雨により交通に影響が出る状況でハラハラさせられたものの、ふたを開ければすべてきっちり予定どおりに進行したばかりか、参加者全員が摂心体験という目的をたいへん優秀な結果で果たし、実りの大きい旅になりました。

天龍寺では、うれしい出会いもありました。
このブログを読んでいてくださった福井のアシュタンギが、天龍寺坐禅をするようになり、私たちの滞在中会いに来てくださったばかりか、CHAZENのサンガにも参加してくださったのです。ご縁を感じたとのことですが、禅のご縁とは願ったり叶ったりです。

コロナ禍を経て永平寺は少しだけ変わったような印象を受けましたが、12年前にもいらしたお坊さんの顔をお見かけしたりして、声をかけたいようななつかしい気持ちになりました(かけていませんが)。

さらに兵庫のお寺で二泊したあと、鳥取まで足を伸ばし、いつも梨を送ってくださる琴浦町なっちゃんに会いに行きました。二人の子どものいるお母さんになっても、思い描いているなっちゃんそのままでほっこり。禅の旅の終わりに、禅の旅のOGに会いに行くなんて、われながら気が利いていたと思います。旅のよい締めくくりになりました。

遡って5月には、東京でマイソールクラスと星覚さんの坐禅会を行いました。マイソールの会場から坐禅会の会場まで、みんなでお散歩したのですが、それはシューと私がかつてよく散歩した道で、そこをみんなと一緒に歩いたことがなぜだかとても嬉しくて、そのあとみんなで食べたカレーもおいしくて、楽しい東京でのひとときが胸に刻まれています。

坐禅会は畳のお部屋を借りたので、とても新鮮な気持ちがしました。CHAZENではいつも床の上に敷物を敷いて坐禅していましたから。ちょうど午前中鎌倉の円覚寺にいらしていた星覚さんが、円覚寺管長の横田老師から聞いたばかりのお話をしてくださったり、横田老師が書かれた絵本を読んでくださったりして、和やかな禅的リラックスタイムになりました。

横田老師が毎日アップしている日記&YouTubeにも登場しています。

www.engakuji.or.jp


神楽坂のCHAZEN10年の間で、外部からおよびした講師は実は星覚さんだけでした。最初は、大きな会場を借りてのワークショップなども考えたことはあったのですが、実現したことがないばかりか、やがてその必要もないと気づき、オーガナイザーの話もお断りするようになっていました。

こうして今なお、オンラインで坐禅会ができ、禅の旅に行くことができたご縁に感謝するばかりです。そして、長い間「シューさん第一主義」できたので、こうして自由に旅をして、大切な学びや学びのための刺激が得られるのがとても有り難いのです。それで、やること山積みなのです。

問題はこのモチベーションをいかに継続するか。
サンガのみなさんと共有しつつ、精進を続けたいと思います。

永平寺の「お香時計」と「かおるちゃん」