お山から帰ってきたらウイルスのことを忘れて、気づけば無防備で街を歩いていた。
リトリートハウスのご近所さんはマスクなんてしていないからさ。
犬のお仲間さんたち。「シューちゃん楽しそうに歩いてる」って言われたよ。
帰る日の朝起きたら、うっすら雪が積もっていた。
枯れ葉などのゴミがだいたい片付いたので、今回は脚立から木に乗り移って枝を剪定したり、引っかかっている松の小枝を落としたり。ずいぶん庭が広くなったような気がする。
ただひたすらカラダを動かして働くことは、なんて幸せなのだろうかと思う。へんな話だけど、私はお金を払ってこの作務を買ったのかもしれない。これだけ夢中になって働く喜びが味わえたのだから、すでに元はとったとさえ思える。
今回の騒動をきっかけに多くの人が地方へ分散して、より原始的な生活をするようになるといい。わざわざジムに行って機械の上を走ったりするよりも、田んぼや畑で作物を作るとか、古い空き家を自分でリノベして住めば、カラダが鍛えられて一石二鳥だし、何よりクリエイティブな作業は楽しいと思うよ。
さ、雪が積もらないうちに帰ろ。
軽井沢ICの辺りは雪が降っていて、高速道路から見える近くの山が真っ白に染まっていてなんとも美しい眺め。1時間も走ると今度は桜のピンクが目立つようになり、芝居のどんでん返しのように季節が変わった。
東京の感染者が北海道を抜いて増え続けている。しまっていこーぜー!